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白い街 あったかい雪自信を持っておすすめしたい みんなの声

白い街 あったかい雪 文:鎌田 實
絵:小林 豊
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,430
発行日:2013年11月
ISBN:9784591136843
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,893
みんなの声 総数 6
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • そんなノリで読むような本ではありませんでした。お話を黙って読み続けていた私ですが、鎌田先生のあとがきで涙がぼろぼろとこぼれました。この本に出てくるお医者さんご本人なんですね。優しさは連鎖する。私も優しさを連鎖させられる人間になりたい。

    投稿日:2015/01/23

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  • 国境を越えて

    一貫して地域医療に従事し
    「がんばらない」等たくさんの著書や
    介護5でも家族と海外旅行へ行ったり
    海外への医師団の派遣や薬を送ったり
    と、人道的な活動をなさっている鎌田實氏
    その鎌田Dr.の絵本?
    と、新聞に紹介されていたので
    図書館にリクエスト

    梅雨の晴れ間に
    雪の表紙であります
    日本ではない雰囲気
    ベラルーシの男の子の母親が主人公のようです

    チェルノブイリ原子力発電所の事故は
    隣国の旧ソビエトで
    現ウクライナですよね?
    地続きな国での被害

    事実を「知らない」「報らされなかった」恐怖を
    感じます

    「あのひ さんぽにいかなければ
    あのひ くろいあめに ぬらさなければ
    そとで あそばせたりしなければ」

    自分を責める母親の気持ちが
    痛いほどわかります

    あきらめの気持ちが
    日本から来たDr.カマト(鎌田と言えないそうです)や
    看護師のヤヨイさんの“心”が
    伝わり、前向きになるんです

    何も食べれない息子アンドレが
    唯一食べたいという「パイナップル」を
    探すヤヨイさん
    その優しい心がひとからひとへとリレーすることには
    本当に感動してしまいました

    絶望から希望へ

    すごいですね
    ほんとうに、すごいです

    じっくり味わいたい

    「命」について
    「だれかのために自分が出来ること」について
    国境を越えてーと、
    じっくりあじわいたい絵本です

    投稿日:2014/06/23

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    2
  • 絆のパイナップル

    何事もなければしあわせのままのはずのアンドレイでした。
    事故が起こったのは、離れた土地のチェルノブイリ。
    風に運ばれた放射能の雨がアンドレイの人生を変えてしまいました。
    わずか14年の人生。
    日本人医師の治療、アンドレイの食べたいといったパイナップルを探し求める看護師、、事実の中に温かみもありました。
    ひと時の間回復したアンドレイは幸せだったのでしょうか。
    でも、この絵本は事実だから、人情物語にしてはいけない。
    同じことが、日本でも起きようとしているのだから。

    投稿日:2014/04/18

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    2
  • あらかじめ、悲しいお話だよと言ってから
    読み聞かせをしました。
    ベラルーシで生まれた男の子が
    チェルノブイリ事故のことを知らないまま
    放射能を浴びてしまい、14歳で亡くなるお話です。
    途中、日本人医師によって体調が回復するものの
    やはり死んでしまう。
    男の子がどうしても食べたいと行ったパイナップルを
    求めて日本人看護士が寒い街を訪ね歩くのですが
    そのシーンは感動的でした。
    小林豊さんのすばらしい風景画が心をゆさぶります。
    もう原発はやめよう、こんな悲しいことはおきてはいけない。
    読み終わったあと、娘は言葉すくなでそのまま
    眠ってしまいましたが、少しはわかってもらえたと思っています。
    この絵本は、小学校の読み聞かせなどでも
    積極的に読みつがれていくべき絵本だと思います。
    戦争をテーマにした絵本とともに、
    フクシマを経験した日本人としてはこのテーマは必須でしょう。
    もっと宣伝してほしいです。

    投稿日:2014/02/24

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    2
  • 【再投稿】チェルノブイリとベラルーシ

    この物語は、実話です。
    鎌田實さんが、医師として関わったベラルーシで放射能被曝によって白血病になった少年の治療に関わった時のエピソードです。
    今、このタイミングで再読して、複雑な思いになりました。
    チェルノブイリの原子力発電所は、ロシアに攻撃を受けているウクライナにあります。
    少年のいたベラルーシは、ロシアの同盟国であり、核兵器がロシアから移動されたとも言います。
    この絵本のような、人の心を温かくするようなヒューマニズムはどこに行ったのでしょう。
    今の状況では、人の心を結びつけるような思いやりの心の連鎖は望めないような気がします。
    放射能は、人々を苦しめるのです。
    核爆弾は人を破滅させるのです。

    内容に入りましょう。
    何事もなければしあわせのままのはずのアンドレイでした。
    事故が起こったのは、離れた土地のチェルノブイリ。
    風に運ばれた放射能の雨がアンドレイの人生を変えてしまいました。
    鎌田先生の尽力をしても、アンドレイ少年は14歳で生涯を終えました。
    その生涯の中で、奇跡的に口にできたパイナップルは至宝の味だったのではないでしょうか。
    雪の降る町で、ひたすらパイナップルを探し求める看護師のやよいさんの熱意が、人の心を動かしたのです。

    今のウクライナのことを思っていた時に、パイナップルが手榴弾の隠語であることが頭をかすめました。
    そこまで、人の心が荒んでいかないことを祈りたいと思います。

    投稿日:2024/09/18

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