表紙の迫力ある絵に惹かれて、手にとってみました。様々な動物が短い文章で紹介されています。その絵の美しさが、素晴らしいです。美術館で絵画を鑑賞しているような気持ちで本を開いています。購入当初、子ども達はあまり見てくれませんでしたが、(動物写真の絵本の方が好きみたいでよく持ってきます)最近、1歳の次男が棚から持って来るようになりました。首を左右に動かし(1つの動物が見開きページに表現されている)絵を眺めています。時折、指をさして何か喋っています。特にキリンがお気に入りみたい。確かに。キリンって、目が、もっと言うとまつ毛がかわいい!背景が薄ピンクなのもキリンのイメージに合ってるのかな。私はカバの口のまわりのうぶ毛が愛らしいと思いました。現時点での子ども達のウケはあまりよくないかもしれないけれど、この先、10年後、15年後も棚に入れておいて、ふとした時に見てくれたらいいなぁ、と思います。本棚の中で、そんな存在感を放つ絵本であることを期待しています。