「ねむいねむいねずみ」 みんなの声

息子はベットが踊ったり、壊れた鳩時計からねずみが出てくるところや、びんのダンスパーティーが面白かったそうです。絵本というより、やっぱり四コマ漫画的かな。古い家を見つけるの巻、踊るベッドの巻とか、区切って見るといいかもしれません。

大人はストーリー性とか話のつながりとか、絵本の構成の方に目がいきがちなので「これ絵本？」と思ってしまうかも。

子どもはおもしろければいいみたいで気に入っているようです。家族でも大人の評価と子どもの評価がわかれる本だと思います。

ずいぶん前に、このシリーズのおばけが出てくる絵本を読んだけど、今一展開についていけず・・・？？？だったんです。

でも、このシリーズ１作目を見ると・・・な〜んだ、このねずみ疲れてて、ただただ眠りたかっただけなんだね〜？！と、妙に納得できちゃいます（笑）。
そこが、ささきまきさんのすごいところ！！

おばけやしきの正体もわからず、誰が朝食を作ってくれたのかもわからず、？？？は相変らずいっぱいつくんだけど・・・まあ、ねずみくんがぐっすり眠れたし、一件落着か〜。

大人の？？？とは裏腹に、何故か、子どもにはウケます。

本当にタイトルどおりねむいねむいねずみくんのお話でした。ねずみくんしか出てこないのですがあとは家の中だけでしたが怪奇現象が家の中で起こります。でもねずみくんが寝ぼけていただけかも？とかいろいろな想像ができて楽しい一冊でした。また続きもあるみたいなので読んでみたいです。

旅をしていたねずみが疲れていたところに古い家が。そこで休ませてもらおうというところからお話が始まるのですが･･･
屋敷の中で色々な不思議体験が起こって、おばけ？おばけ？と期待しながら読んでいたのですが、最後まで正体はわからずといった感じでした。だから息子もふーん･･･で終わってしまいました。
我が家てきにはもう少しひねりがほしかった気がします。

ねむくてねむくてどこでも寝てしまうねずみさん。

我が家の小学生の反応は「なぞい（わけがわからない）」
三歳児は最後のシーンの朝ご飯がお気に入り。
母は、羨ましい！私もこんなふうにとことん眠りたい。

ささきまきさんがどんな気持ちでこの本をつくったのか、聞いてみたいです。

｢ぶたのたね｣でお馴染みの佐々木マキさん作品。
絵のタッチが似ていて、とても入りやすかったです。
ねずみくんが本当に眠いのが良く伝わって来ました。そしてとっても面白くて、息子と又笑いました。

保育園においてある本です。
息子が３歳になったばかりの頃に初めて見たのですが（読んだのではなく、絵を見ただけ）、めちゃくちゃ気に入ったようで、お迎えに行くと、しばらくは毎日「見よう」と言われました。
トロンとしたねずみくん。ボロボロのおうち。おふろで眠るねずみくん。そして溺れそうになって・・・やっぱり眠そうなねずみくん。おふろで寝る場面が一番のお気に入りで、とにかくハマっていました。「おふろで寝てるよ！」って感じです。
それから約１０ヶ月たって、今度はちゃんとお話も読んでみました（保育時間中に先生が読んだことはあったかもしれませんが）。息子の反応は・・・最初とほぼおんなじでした。おふろの場面が一番気に入り、ねずみくんが溺れそうになるのも、可哀想というよりは、こんなになってもまだ寝てるという感じで面白がっていました。
ねずみくんの本当に眠そうな表情がとても可愛らしい作品です。

旅をしている一匹のねずみのお話です。誰もいない、ぼろぼろの家を見つけ、そこで眠りたいねずみ。でも、次々に起こる不思議な出来事。うちの子どもたちは１ページごとに次の出来事を楽しみに待っています。そして誰もいないはずの家のキッチンに翌朝なぜか朝ごはんが用意されています。
７才の息子は、「おばけやしきだ」と言って喜びます。４才の息子は「本当はねずみの家だよ」と言います。どちらの受け止め方も「そうかもね」と言えるようなお話です。
読むたびに何か発見できそうで楽しい絵本です。