「どんぐりにんじゃと たいほう」 みんなの声

どんぐりの忍者がかわいらしいお話です。
しろいぬ城の殿様から指令を受けたどんぐり忍者は、ひげねこ侍たちの悪だくみを知りますが、ひげねこ侍に見つかったどんぐり忍者が繰り出す忍法が、どんぐりらしくて笑えます。
どんぐり雨あられの術や、どんぐりクルクルの術。
名前を聞くだけで、なんとなくどんな術なのか想像できてしまうのですが、かわいらしい忍法でひげねこ侍をやっつけるどんぐり忍者、とってもカッコいいです！

今回もどんぐりにんじゃが大活躍をするお話でした。
特段、すごいことをするわけではないけれど、なぜか物事がどんぐりにんじゃに味方をするように動いていく。「絵本だから」と言えばそれまでですが、だからこそおもしろかったです。
不思議とはまってしまうおもしろいお話でした。

｢どんぐりにんじゃ｣シリーズ2作目です。
1作目より、どんぐりにんじゃの忍術が増えていて楽しいです。
大砲の煙かと思えば、まさかの焼き芋のための焚き火！盗み聞きしている どんぐりにんじゃのお腹がぐーっとなりバレてしまうのも可愛いです。
2歳の子どもは｢あっ！いた！！｣と、どんぐりにんじゃの分身の術を見事に見破っていました。

秋にもピッタリでした。

どんぐり忍者が、面白くてクスって笑えます。続編もやっぱり面白くてどんぐり忍者の忍法にも楽しくって、にこにこ顔になってしまいます。お殿様が怪しい煙を見つけてどんぐり忍者に探ってくるように命じますが、その煙がやきいもを焼いている煙なのがやっぱりいいです！手裏剣がどんぐりなのも微笑ましいです。