「ぼくのそりにのって！」 みんなの声

雪が降ってきました。
主人公のくまくんは、友だちのきつねくんやうさぎちゃん、りすちゃんと大はしゃぎです。
だから、雪が積もったら、ソリで遊ぶ約束をしました。

くまくんのソリは、おじいちゃんがお父さんのために作った、古いソリです。とてもお気に入りだったけど、きつねくんやうさぎちゃんの新しいソリを見たら、そのソリのことが恥ずかしくなってしまいました。

でもりすちゃんは、くまくんのソリを、
「はちみついろの　すてきな　そり」
だと言います。
きつねくんやうさぎちゃんも、くまくんのソリを
「かっこいい」
と言います。

くまくんにとっては古ぼけたソリだったとしても、他の子にとっては素敵だったりかっこよかったりします。
ということは、誰かにとっての短所は他の人にとっての長所ということになります。
この絵本は、主人公のくまくんを通して、そのことを言いたかったのかもしれません。

子どもって、自分のモノを
自慢げに見せてくれることって
ありますよね！？

友達と張り合うっていうか（笑

でも、新しいモノや、流行のモノに限らない
ってこともあります
モノに対する価値観の違いに
成長とともに
だんだん気付いていきますよね

このおはなしは
それもですが

自分の持ち物以外のモノを
「いいね」って認めることの素敵さ

一緒にそりに乗ろうよ
取替えっこして乗ろうよ

という気持にも気付かせてくれます

小難しい説明よりも
こんな作品に触れて
「ふ〜ん」って感じてくれるといいかもしれませんね

そり遊び、楽しそうです♪

全ページためしよみで、読ませていただきました。
絵が温かくて好きです。ただ、リスや、クマの気持ちの変化は、大人なら想像力を働かせて理解できますが、幼い子どもには、分かりにくいのかな…と感じて、そこが、少し残念でした。

雪国では　スキーやそり遊びを楽しみますね

くまくんたちも　みんなでそり遊び　　
ソリを持っいない　りすくん　はじめは　いやで　みんなと遊びませんでしたが　くまくんのすてきなそりに　のせてもらって　たのしそう

きつねさんと　ウサギさんの新しい　そりをうらやましがったくまくん

でも　このそりは　おじいちゃんとの思いでがいっぱいつまった　
すてきなそりだったと　　　りすくんが気づかせてくれたのです！

みんなの笑い声が　響きます

雪国の子どもたちは　雪あそびがたのしそう

みんなでそり遊びをするのを楽しみにしている動物たち。でも自分のそりが古臭いことに悩むくまくんと、自分のそりがないリスさんはちょっぴり悲しそう。リスさんの誉め言葉にくまくんが自分のそりの良さを発見したり、一緒にのろうという言葉でリスさんが嬉しくなったりと、いいお友達関係が描かれていて、ほっこりしました。

冬の日にぴったりの優しい絵本です。
親しみやすいイラストと、あたたかい物語で、安心して読むことができました。
くまくんのそり、とっても素敵！
みんなのそりも明るくてかわいい色ですね。
そりあそびはしたことがありませんが、チャレンジしてみたくなりました。

雪の日のお話です。
うさぎさんときつねくんはかわいい新しいそりを持っています。
くまくんのそりは、おじいちゃんが手作りした古いそりです。
リスさんはそりを持っていなくてしょんぼりです。
でも、くまくんのそりはくまくんが思っているより、
うんと素敵だということを、みんなが教えてくれました。
リスさんにもみんな、そりを貸してくれたり、一緒に乗ったりします。
結局４人はとびっきり仲良く楽しく、そり滑りができました。