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えほん遠野物語 おしらさま」 みんなの声

えほん遠野物語 おしらさま 原作:柳田 国男
文:京極 夏彦
絵:伊野 孝行
出版社:汐文社
税込価格:\1,650
発行日:2018年05月
ISBN:9784811324791
評価スコア 4.71
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  • おしらさまはすごい神様です。

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子23歳、女の子18歳

    おしらさまって、他の地域でいうところの「お蚕様」の事かと思いきや、この遠野ではそれだけではなく、馬の神様であり、一軒一軒の家を守る家の神様でもあって、その家の今後のことを占ったりするらしいです。
    ただ、馬や人型をした神さまの人形をどのようにすると占いが出来るのかは紹介されていませんでしたので、詳細は分かりませんが、遠野の家々では、おしらさまに言われたことを守らないと大変なことになったらしい、というのは伝わってきました。

    短いセンテンスのお話がショートショートで紹介されていました。
    高学年以上のお子さんたちになら読み聞かせ出来そうです。
    わたしは、最後の話「竹原という家の話」が一番面白かったです。

    投稿日:2018/07/03

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  • 桑の木、蚕、馬

    えほん遠野物語シリーズ。
    おしらさま、という言葉は知らなかったですが、
    遠野地方に伝わる神で、蚕に通じる由来に納得しました。
    白馬と娘と恋、悲劇の舞台の桑の木、転生したおしらさま。
    養蚕は生活の上で大切な産業だったでしょうから、
    そこに宿る物語が重厚です。
    でも、このおしらさま、なかなか数奇な境遇をたどります。
    家の者たちに反感をかって、ひどい扱いを受けたり、やりかえしたり。
    暮らしの中に、どっしりといる存在感。
    おしらさまを体感しました。

    投稿日:2022/05/26

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  • おどろきました

    岩手につたわる民間信仰の「おしらさま」。馬と娘の伝説は初めて聞きおどろきました。そして、いろんな家で、いろいろなおしらさまが祭られているということも。幻想的な絵で描かれた、不思議で少し怖い神様。興味深かったです。ほかの遠野物語も読んでいきたいと思いました。

    投稿日:2020/07/29

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  • 遠野物語

    いつか遠野に旅行したいと思っていた私です。

    遠野のあたりの家では、おしらさまという神をまつっている。

    神像は二体一対で、桑の木でつくられていて、きれいな赤い衣が

    着せられている。

    昔。ある家の娘が馬を慕って夫婦になった。

    娘と馬がおしらさまになったいきさつが語られているのですが、

    いろいろなおしらさまを語られていました。

    怖がりの私は、遠野に旅行に行くのは、ちょっと考えてしまい

    ました。

    投稿日:2019/04/28

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  •  『遠野物語』といえば民俗学者柳田国男の代表作で、それを京極夏彦さんが現代風そして子どもたちにも読みやすいように文章を綴った絵本のシリーズの、一冊である。
     このシリーズは第1期として『かっぱ』や『ざしきわらし』、『やまびと』『まよいが』の4冊を刊行し、第2期もこの『おしらさま』を含む4冊の刊行が行われている。
     このシリーズは文を京極夏彦さん一人が担当しているが、絵は作品ごとに違うのも特長のひとつといえる。
     この作品の絵は伊野孝行さん。イラストレーターという風に巻末の略歴で紹介されている。
     この作品が「おしらさま」という遠野あたりの家々で祀られている神の話が書かれたもので、しかもその「おしらさま」の男神のお姿が馬の頭をしているなど、何やら不気味な感じを、伊野さんは見事に描いている。

     「おしらさま」が何故馬の頭をしているかという訳も、馬と結婚した娘の父親が怒って馬の首を切って捨てたとも言われているそうだが、やがてそれは養蚕のはじまりの謂れにもつながっていくから、怨恨の伝説でもなさそうだ。
     どころか、「おしらさま」は眼の神とか女の病を癒す神でもあったそうだから、遠野の人たちは大事に祀っていたにちがいない。

     もちろんそれでも、信心が浅い家もあって、そんな家に限って不幸があるというのも、古来からよく言われている通りだ。
     そんな怖さもちょっぴりあったりする絵本なのだ、これは。

    投稿日:2018/07/22

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  • おしらさまのいろいろ

    「おしらさま」という遠野地方の不思議な神様の、トンデモエピソードです。
    馬と娘の結婚という禁忌に由来する神様は、奉られていながらそのご利益がまちまちで、タブーまで作ってしまっていることに、妙な重々しさを感じます。
    伊野さんの絵が、不思議さを撹拌しているように思いました。

    投稿日:2018/07/02

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