荒井良二さんが描く十二支のお話。
神様は顔を洗うとスッキリして良い考えが浮かぶそうです。
もしかして、それは荒井さん本人のこと?
猫とねずみのエピソードが少しまろやかな、かわいい解釈になっていて
読んでいてもほっこりします。
「ぼくの聞きまちがい?それとも君のいいまちがい?」
と猫はねずみに問いかけます。
「どうして嘘を教えたんだー」
「騙したなー」
とかって言葉じゃないんです。
いいですね。
表紙の十二支の絵がとっても判りやすく
次女歳も指を刺しながら時計回りに「ねーうしとらうーたつみー・・・」
と何度も何度も読み続けて、そろそろ憶えちゃうそう。
お正月に読みたい絵本です。