黒いちょう」 みんなの声

黒いちょう 作:松谷 みよ子
絵:遠藤 てるよ
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,100
発行日:1975年
ISBN:9784591005491
評価スコア 4.33
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  • 米軍基地を考える

    理不尽なことって、とてもやるせなく、ふつふつと沸いてくる怒りの落としどころが見つかりません。
    少年はどうして死ななければならなかったのでしょう。
    空から見ていることしかできない、太陽も月も残念でなりません。
    私も同様ですが、この事実に反応することができます。
    黒いちょうという象徴は恣意的な気もしますが、人々の生活を蹂躙する不合理には、強い怒りを覚えます。

    投稿日:2020/07/04

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  • 朝鮮戦争の頃のお話なんですね、

    私は 東の空から お日様が顔を出して 西の空にお月様がくっきりでているのを見て 感動したことがあります。
    この絵本は 西の空に お日様が沈む頃で 夜になるときに お月様と出会われてお話しされたお話ですが

    感動しますよね!

    男の子が二人 登場しますが、 お日様が出会った男の子は、おねしょうして でもゆかいな子でした。
    お月様が出会った男の子は、 優しくて お父さんやお母さんを喜ばせるために 山に入って・・・・

    なんと、 鉄砲の弾にあたってしんでしまうのです。
    くろいちょうちょが 男の子と看取ってあげるんですね!

    かわいそう 

    戦争は 本当に 罪のない男の子のいのちを奪ってしまう、 悲しいお話ですね。

    遠藤てるよさんの絵が とても優しくて 悲しいです。

    男の子は みんなに見つけてもらったのでしょうねかね?

    お月様は優しく 優しく 男の子見守ってあげています。

    お月様 有り難う!

    静かな 悲しい絵本でした。

    松谷みよこさんが 結核の病床で書かれたお話と知りました。

     暗い もののいえない時代だった中で 書かれたのですね。

    投稿日:2009/10/31

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  • くろいちょうちょと 題名が似ているので

    悲しい話でした。やはり、戦争に関係ある話でした。日本にある異国で 誰にも気づかれず 死んでしまった子供の話。戦争について、子供達と話す、きっかけになりました。いつも 子供が被害に遭っている事。戦争からは 悲劇しか生まれないこと。これからも もっともっとこうゆう本を 見つけて 読みたいです。

    投稿日:2007/03/05

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  • 米軍基地について

    日本国内にある米軍基地について描かれた、絵本でした。
    戦争についての絵本は他にも読んできましたが、米軍基地というテーマは初めてでした。
    犠牲になるのは、小さな子供です。
    それも、家族思いの優しい男の子でした。
    お日様と同じくらいの、怒りや悲しみがこみ上げてきます。

    投稿日:2013/05/29

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  • お日さまとお月さまが見た男の子

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子12歳

    関西テレビアナウンサー朗読会で、関純子アナウンサーが読んでおられたおはなし。
    松谷みよ子さんの、落ち着いた美しい文章が心に染み渡るようでした。
    それに呼応するような、遠藤てるよさんの絵も、いいです。
    お日さまとお月さまの会話でお話は進みます。
    どちらも、自分が見かけた、かわいらしい子ども達の様子を語り合うのです。
    ある日、激しい怒りに震えて、お日さまが語った男の子の様子は・・・。
    戦争で様変わりした山の中、生活の足しにとくず鉄集めをしていた
    男の子。
    それなのに、悲しい結末です。
    黒い蝶は何を暗示しているのでしょうか。
    もともと影絵劇団のために創作された、とのこと。
    お日さま、お月さま、黒い蝶の造形が目に浮かびます。
    戦争の醜さ、残酷さが迫ってきます。
    松谷みよ子さんの、子ども達へのメッセージを感じました。
    少し文章は長いですが、子ども達にも読んでほしいです。

    投稿日:2008/12/04

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