ご存知の方も多いと思います。
1988年度コルデコット賞を受賞した作品で、工藤直子さんが邦訳をしてくださっています。
この絵本を家で読んでいて驚いたことは、
我が家の子どもたちに「小6の時の教科書にこの作品が載っていた」「授業でやったよ」といわれたことでした。
高学年にもなると、子どもたちの教科書など開いて、じっくり読んだりしないので、今頃になって初めて知りました。
(授業で受けているじいにこの本を家で読みたかったで)
この絵本の邦訳は「ミミズク」になっているし、描かれている森の生き物も明らかに「ミミズク」なのに、英文タイトルはなんでって『OWL』
って単語を使っただろうね〜?
上の子がこの件を気にして、辞典でわざわざ調べました。
結果は“ミミズク”は『OWL』という単語で現すこともあるそうです。
本文にはあまり関係のない会話でしたが、1つの作品に触れ、気になる部分を自分で調べる。という行為を子どもがしたことがなんだかちょっとうれしかったです。
このお話(詩)は読んでいるととにかくとっても寒くなります。寒い時に寒い気分を感じるにはもってこいの作品です。
詩人の工藤さんが邦訳してくださっているので、言葉がリズミカルでとってもきれいです。
主人公の女の子が結構小さいので、大人が読んであげれば、5,6歳くらいから聞けると思います。
でも、個人的には(もしお子さんの国語の教科書にこの「詩」が載っていたら!)
ぜひ、その小6のお子さんたちと一緒に声に出して読んでみてほしいです。(私はできませんでしたが…)