子どもにとって、こういう教訓めいていない本って、開放的で気が楽なんでしょうね。
ましてこの本は、いつも自分が言われていることを、親にパンチをくらわせるようなオチで、仕返ししてくれいているから、きっと痛快でしょう。
お豆嫌いな娘に、交換条件として出すごほうびは、最終的には「月も星も太陽も買ってあげる」レベルまで。
私なら、意地でも食べて、交換条件を受け入れてみたいのですが、それでも頑なに食べないデイジーは、よほどお豆が嫌いなのですね。
大人にも嫌いなものがあるのに、どうして大人は食べなくて良いのか、このテーマは子どもにとって永遠の謎かもしれませんね。
ところで、日本では嫌いなものといえば、にんじん、ピーマン、玉ねぎが多いですが、海外の絵本は必ずといっていいほど、お豆なんですね。