「おばけのやだもん こわーいおばけやしき」 みんなの声

やだやだおばけのやだもんは、やだやだ言う子どもが大好きです。
駄々をこねて、
「やだー」
と言っている子にぴたんとくっついて、べろべろーん。
やだやだおばけにしてしまうのです。

この絵本を読んでいて、そういえば息子もやだやだ言っていたなあと、懐かしく思い出しました。

やだやだは、たいていの子どもが通る道。
そうだと分かっていても、お父さんお母さんや周りの大人は、困ってしまいます。
この絵本は、そのように困っている大人のために創られた絵本でしょうか。
この絵本を読んでもらったお子さんたちが、やだやだの回数を少しでも減らしてくれるといいですね。

おばけのやだもんは、なんと言っても挿絵がかわいいです。
遊園地とか動物園にも、やだやだ言う子どもはたくさんいます。
やだもんが張り切っておばけにしようとしますが、お化け屋敷のおばけたちに邪魔されて、今回も失敗してしまいます。
やだもんが失敗するたびに、なぜかやだもんを応援したくなるんですよね笑。
やだもん、次こそがんばれ?笑。

今回のやだもんは、遊園地に「やだやだおばけ」になりそうな子どもを探しにやってきました。
けれども、やっぱり、今回もうまくいきません。
それどころか、やだもんもおばけのはずなのに、別のおばけが子どもの味方になってしまう始末。
思わずやだもんに同情したくなってしまいました。
おもしろいお話でした。

やだやだおばけのやだもんは、だだっこを見つけると、
ぴたんとくっついてべろべろーん。やだやだおばけにしてしまいます。
今回は、遊園地にやってきたやだもん。
だだっこを見つけて、おばけにしようとしますが。。
そこえやってきたのはお化け屋敷なんてもういやだーと言うおばけたち。
あれ？もうすでにおばけじゃん！なんてツッコミを入れたくなる展開。
と思っていたら、しっぺ返しを食らったやだもん。
かちんこちんに凍らされて、おばけたちの代わりにお化け屋敷で働かされてしまいました。
なんだかちょっと気の毒にも思えて、笑ってしまいました。
うちにもやだやだ言うだだっこがいるので、そのうちやだもんがやってくるかしら。。。