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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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てのひらを たいように

てのひらを たいように(フレーベル館)

歌うと元気が湧いてくる!

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ランパンパン インドみんわ」 みんなの声

ランパンパン インドみんわ 再話:マギー・ダフ
作:インド民話
絵:ホセ・アルエゴ
訳:山口 文生
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1989年
ISBN:9784566002814
評価スコア 4.68
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みんなの声 総数 40
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40件見つかりました

  • 知恵と正義と勇気を!

    • クマトラさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子1歳

    読み終えて、子供から何度も繰り返しせがまれました。
    クロドリの、仲間を連れて行く方法、適材適所での的確な戦い方、
    ‘ランパンパン!’の小気味いいリズムで何度も物語へ呼び戻され
    ました。
    小さなクロドリが権力も武力も備えた王様に正面から挑む姿は、
    邪悪さに媚びることなしに、清々しく勇気付けられました。
    次の朝は‘ランパンパン’と、元気良く登園して行きした。

    投稿日:2010/02/07

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  •  インドの昔話です。
     くろどりの亭主が、王様に連れ去られた奥さんを連れ戻すお話です。
     くろどりは、太鼓をもって王様のところへ向います。その太鼓をたたく音が、「ランパンパン」。途中、王様にひどい目にあわされた、猫と木の枝と、川と、アリが仲間に加わります。
     王様は、次々にくろどりに試練を与えますが、仲間の力を借りてすべて乗り越えます。最後には、王様は、降参しくろどりの奥さんを返してくれます。
     絵の色彩がとてもきれいです。どこか和の雰囲気を感じます。
     くろどりが、仲間の持つ力をうまく使い試練をくぐりぬけていくのが読んでいて気持ちいいです。適材適所の妙を感じます。
     また、最後まであきらめないことの大切さや夫婦の愛も伝わってきます。
     インドという長い歴史を持つ国の昔話なので、いろいろな知恵が詰まっているのでしょうか?
     読めば読むほどいろいろなことを感じられる絵本だと思います。

    投稿日:2009/09/22

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  • 声に出して読んで欲しい!

    • ちゅら。さん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子12歳

    王様に女房をさらわれたクロドリが、愛する女房を取り返しに行く!

    クルミの兜にカエルの皮の盾。
    クルミで作った太鼓を叩きながら、勇ましい行進。

    ♪ランパンパン ランパンパン ランパンパンパン!

    途中、やはり王様に酷い仕打ちを受けたネコ、アリ、木の枝、川(!?)が仲間になり、、、

    クロドリの行進は続く。
    ♪ランパンパン ランパンパン ランパンパンパン!
    リズムが良くて、勇ましい。

    お城で王様に次々と酷い目に遭わされるのだが、耳の中から仲間が出てきて、なんとも痛快にやっつけていくのだ。

    楽しくて、スカッとする絵本です!

    自分の大切なものを守る時は、真っ直ぐ前を見て元気よく進め。
    諦めず、勇敢に向かっていくのだ。
    そんなことを体中に感じる、ランパンパンのかけ声です。

    読み聞かせのあと、子どもが
    「ランパンパンランパンパン・・・」
    と口ずさみながら教室へ帰っていきました♪
    ぜひ、声に出して元気よく読んで欲しい。

    投稿日:2009/04/28

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  • 太鼓の音

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    小学校の先生をしている知人が、1年生で好評だったとのことで、
    読んでみました。
    インド民話だそうです。
    民族色溢れる鮮やかな色彩が一気にインドへ旅立たせてくれます。
    クロドリの夫婦が住んでいて、ある日間違って、女房クロドリが王様に連れ去られます。
    亭主クロドリの救出作戦のお話です。
    「ランパンパン」というのは、武装した時の太鼓の音。
    いかにも、亭主クロドリの強い気持ちを伝えてくれます。
    そして、それが何度も繰り返されて、リズミカルに物語が進みます。
    音読するだけで雰囲気が盛り上がってきるのでありがたいです。
    途中、ねこやあり、枝や川までもが仲間となり、
    その戦いぶりは何とも民話らしい大らかさですね。
    クロドリの知恵もさることながら、クロドリ夫婦の愛もしっかり描かれていて、
    嬉しくなってしまいました。

    投稿日:2009/01/26

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  • 盛り上がるリズム

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子2歳

    息子に絵本を読んだら、次は娘に読む時間。
    息子はおもちゃで遊んだり、隣の部屋に移ったりします。
    が、クロドリが「ランパンパン ランパンパン ランパンパンパンパン」と
    行進を始めると、いそいそと戻ってきて、真ん中に陣取る息子。
    このリズムいいですね。すごく気分が盛り上がります。

    「ぼくの耳のなかにおはいりよ」で一瞬どっちが言ったのかわからなくなりました。
    まさか、クロドリの中にネコが入るなんて!
    でも驚くのはまだ早い。もっともっといっぱいの仲間が入ります。
    アリが入るところに、娘は興味津々。「もっとよく見せて〜」
    川の作る渦には、息子のぐるぐる好きの血が騒いでました(笑)
    お城のドアはもちろん、「とんとんとん」と一緒にノック。

    見事奥さんを取り戻して帰るまで、テンポよく読めました。
    そして、この絵、好きです♪

    投稿日:2008/06/30

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  • 声高らかに歌いたくなる?

    • バオバブさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子10歳、男の子7歳、女の子5歳、女の子1歳

    クロドリが凱旋するときの
    「ランパンパン ランパンパン ランパンパン パンパーン♪」
    になぜだか節がついてしまいます。
    王様の城に着いてから、クロドリの知恵と心強い味方たちの働きで王様の悪だくみをなんなく乗り越えていく度に、読み聞かせの歌声も次第に大きく力強くなってしまいます。読み手がのめり込んでしまいました。
    アリがゾウを殺してしまう場面では、5歳の妹は
    「かわいそう」
    とつぶやいていました。
    確かに…、ゾウが悪いわけではないのに…自分の私欲(女房を連れ帰る)ために殺してしまうのでは、王様と変わりないひどい仕打ちかも…子どもの一言で、考えさせられる場面もありました。
    しかし、トータルでGOODだと思います。
    世界の民話を学習する3年生にもおすすめの一冊かな。

    投稿日:2008/06/18

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  • 人の物を奪っても幸せになれない

    • 絵本と一緒さん
    • 40代
    • ママ
    • 石川県
    • 女の子18歳、男の子15歳、女の子13歳

    人の大切なものを奪ってはいけない。
    権力や地位を利用して欲しいものを手に入れるなんて以ての外。

    自分の妻を王様に奪われたクロドリは 武装し、
    ランパンパン ランパンパン ランパンパンパンパン
    掛け声も勇ましくお城へ挑みます。
    途中 同じく王様に「安心の自由」を奪われた仲間を自分の耳に隠し持って。

    ずっとクロドリの怒り狂った顔。
    子供達は怖がっていました。
    当たり前です、本気です、愛する妻を奪われたのですから。

    「人のものを勝手に奪っても何の幸せもやってこない」
    このメッセージが 子供達の奥底にきちんと伝わる絵本です。

    ランパンパン・・この掛け声、かなり元気よく歌っていました。
    これから眠るはずの時間、すっかりクロドリ応援隊長になり切っていました。


    インドのジャンケンと聞くば この絵本を思い出します。

    投稿日:2007/07/20

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  • 民話っていいですね

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    このようなお話は他にもあります。
    民話や昔話は、いろんな国で同じようなものがありますね。

    子どもたちは主人公に自分でなりきって聞いてくれます。
    そして、お話の中で困難に打ち勝つことで、自分自身も強くなっていきます。

    表紙の絵も、題名も、子どもたちが手に取りやすい感じです。
    ちょっと、漫画チックな絵なので、民話の雰囲気が損なわれますが、
    子どもたちは好みそうです。
    もう少し、インドの雰囲気を出してもらいたかった気がします。

    投稿日:2007/06/20

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  • スーパー鳥登場!

    • 花ぶらんこさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子9歳

    すごい!ありえないお話なんだけど
    ダイナミックで読んでて気分爽快!
    女房を王様に連れて行かれたクロドリ、宮殿に向かう途中
    たくさんの味方を得ることが出来ます。
    でね、皆クロドリの耳ん中に入っていくんです。
    味方の中に猫がいます、アリの群れがいます(他にもいますよ)。
    信じられないでしょう?
    それぞれどんな風に王様をぎゃふんと言わせるか
    見ものですよ。
    ランパンパン、この響き楽しくなります。
    イラストもちょっととぼけた感じで和みます。
    あっ、でも読んで自分の耳の中に何かいそうに
    思うのはこの絵本の影響?

    投稿日:2007/05/10

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  • 色とりどりの絵が楽しい。

    • 千日紅さん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子1歳

    妻を捕まえられてしまったクロドリの亭主が、王様に戦いを挑みに、武装して太鼓を打ち鳴らして行進する!

    クロドリの、なんともいえない目つきには、愛嬌があります。
    カエルの皮と、くるみと、剣で武装した姿を見た門番が、笑って笑って、椅子から転げ落ちそうになる、…というくだりがありますが、なかなかシビアな反応で、私のお気に入りです。クロドリは命がけの思いなのに、あまりに小さいので、相手にされなかったのでしょう。
    しかし、次々と、クロドリは難題をくぐりぬけ、ついには王様の寝室にまでたどりつき、妻の元へと…!

    絵の、文様のような色使いの美しさや、決まった言い回しが繰り返し出てくる、お話らしいお話で、よかったです。
    ランパンパンの掛け声は、強烈に、頭に残ります。
    楽しめました。

    投稿日:2007/03/26

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