ある講座で、元学校司書の講師の方が資料としておもちだったのが、気になって、図書館で借りてきました。
絵本自体も、少し前の時代のアメリカの情景がよく見えてくる素敵なお話でした。
私個人としては、絵本の良さもさることながら、巻頭ページに挟まっていたこぐま社の編集部の方の熱い想いに感動しました。
どんなお話もそうですが、物語は読めば読むほど描かれている世界の味わいが伝わってくる。と、思うのです。
この「にんじんのたね」。もちろん読む人によって、いろいろな感想を持たれると思いますが、作り手の熱い想いがあってこそ、私たち読者は素敵な物語に触れ合うことができるんだなぁと、改めて思いました。