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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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たからさがし」 みんなの声

たからさがし 作:中川 李枝子
絵:大村 百合子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1994年03月
ISBN:9784834012316
評価スコア 4.46
評価ランキング 10,996
みんなの声 総数 51
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51件見つかりました

  • 意地もあるよね

    ゆうじとウサギのギックが同時に見つけた棒、
    どっちがとるか色々勝負しますがなかなか決着がつかず、
    おばあちゃんに相談しますが・・・・

    はじめのゆうじとギックの取り合いをみて「あるある」と
    読みながら思ってしまいました。
    小さな子って、人が持っているものや、
    欲しがっているものほど意固地になって手放せないもの。
    二人とも、一人で見つけたらそんなにこだわらなかったでしょうに。
    息子と一緒に思わずクスッとなりました。

    「たからさがし!」となったときは
    勝負の行方はどうなるのかしら…と思っていましたが、
    そのあとのゆうじとギックのセリフが素敵です。
    「ぼくはもうほしくない」。
    「いらない」ではなく「ほしくない。」
    その物に対して使っている人に対してやさしさを感じました。
    ほんのちょっとの事だけれど、こんな言葉も大事にしたいものです。

    投稿日:2013/09/23

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  • みんなが気分スッキリ

    原っぱでみつけた素晴らしい棒に魅了された

    男の子とうさぎのギック。

    その後、その棒を巡り、いろんな競争をして

    勝負しますが、どれもこれもひきわけで解決しません。

    そこで間にはいったうさぎのおばあさんのおかげで

    話がまるくおさまります。

    勝負がついたわけでもないし、だからといって

    無理やり説得させたわけでもない。

    ただ、結果的にその棒がいらなくなったということです。

    なぜいらなくなってしまったかは、読んで確認してほしいです。

    親子で読み終わった後、いろんな会話ができました。

    投稿日:2012/12/12

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  • ブタに真珠 猫に小判

    読みながらブタに真珠、猫に小判・・なんて言葉を思い出して
    しまった私です。たからものって、本当に必要な人が必要な時に
    持たなければあまり意味がないのかもしれませんね。
    でもまあ、ちびっこなんて「そんなもの、いらんだろ?」と思って
    しまうようなもの(ガラクタだったり)を大事に大事に自分の
    たからものにしたりするのだけれど。そこがまたかわいらしくも
    あり、おもしろくもあるのだけれど。
    ギックのおばあちゃんは素敵なたからものを手に入れることが
    できてうれしかっただろうなあ。
    ゆうじもギックもたからものはなくなってしまったけれど、
    かわりにおいしいおやつを食べることができて、かえってその方が
    よかったのじゃないかしら?

    投稿日:2012/03/25

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  • 男の子とウサギの物語

    魔法のつえを拾った男の子ゆうじとうさぎのギックが激しいバトルを繰り広げます。最初はどうなることかとハラハラドキドキして読んでいましたが、読んだあとは、ほのぼのとした気持ちになれました。
    娘は負けず嫌いな性格なので自分も物語の中に入って、私のほうがすごいもんねと言いながら、戦っていました。

    ぐりぐらシリーズのコンビなので親も安心して与えることができます。おおむら ゆりこさんの絵もかわいらしくていいです。

    投稿日:2012/03/01

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  • 気の合うふたり

    ライバル心を持ちながらもとても気があっている二人では
    ないでしょうか。こんなお友達が近くにいたら
    いろんな面で成長できそうです。
    最後におばあちゃんがほっと温かくしてくれます。

    投稿日:2011/12/22

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  • 男の子って棒がすき

    男の子って、棒がすきですよね。
    道で小枝をひろって、振り回したりします。
    危ないからついつい「だめ」と言ってしまうのですが、
    棒は、「魔法の杖」なんですね。
    持っただけでなにか特別な「力」を手に入れられる。
    それは十分「たからもの」になるのでしょう。

    二人に杖を渡され、
    ふたりを抱きしめて、ほおずりして喜ぶおばあちゃん、
    とっても素敵です。

    投稿日:2011/11/02

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  • 奪い合い

    ゆっくり、ゆっくりの孫も人が使っている物までも欲しくなったまでに成長したので喜んでいる最近です。ゆうじとうさぎのギックのように奪い合いするまでに成長してほしいと願っています。お互いに勝負して競い合うのが羨ましくなりました。かけっこ、相撲、幅跳び、宝探しと二人がとても気があって互角の二人に憧れてしまいました。魔法の杖をおばあちゃんに譲る二人の優しさも大好きです。

    投稿日:2011/08/28

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  • よくあること?

    人間の男の子ゆうきと、うさぎの(多分)男の子ギックが、
    原っぱでステッキを見つけ、取り合いに。
    勝負をつけようと、かけっこ、すもう、はばとびを試しますが、
    どれも勝負がつきません。

    二人はうさぎのおばあさんのところに行って、智恵を借ります。
    「たからさがし!」と提案したおばあさんの一言で、
    また二人はステッキのところに逆戻り!
    このあたりがとっても面白かったです。
    だからそれをさっきから奪い合ってるんだってば、って感じ(笑)

    4歳の息子と友人にもなんかよくある光景で、
    読んでて二人で笑ってしまいました。

    さらにそうまでして欲しかったステッキ、
    漁夫の利でおばあさんの手に。
    二人はなかよくおばあさんのおうちでおやつを食べます。
    これも息子と友人の日常のよう。
    とっても親近感が沸きました。

    最後がとってもほんわかして、いいエンドだなあと思いました。

    投稿日:2011/04/26

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  • ふたりのやりとりが楽しい

    うさぎのギックと男の子のゆうじくん二人が競争をします。
    何をやっても勝負がつかないくらい二人とも強いし、負けん気も強いです。
    どこかの原っぱでもこんなやり取りやってそうと思いました。
    最後には二人とも心優しくて、自分の子供にもそんな風に優しくなって欲しいと思いました。

    投稿日:2011/01/01

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  • 子供の宝物

    『そらいろのたね』と同じシリーズなのか、ゆうじくんが主人公です。

    この本では、はらっぱで見つけた杖をうさぎのギックと取り合うという展開です。よく考えたら、子供に杖なんて必要ないのに、何故か「たからもの」。しかも仲良しと力比べをしても引き分けばかり。きっと互角だから仲良しなんですよね。そうそう子供の世界ってこんなだったと昔の自分が甦ってくるような絵本です。

    うさぎのおばあちゃんに杖をあげるというベタな終わり方に大人の私は面白みがないなあと思ってしまったのですが、息子はかけっこをしたり幅跳びをしたりする場面がとても気に入ったようでした。でも『そらいろのたね』や『ぐりとぐら』シリーズに比べると、まだ少し難しかったかなと思いました。

    投稿日:2010/11/18

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