この絵本の中の「おきゃくにいったウサギさん」をストーリーテリングで聞いたのがこの本を読むきっかけになりました。
その時には詩のように節はなかったのですが、節つきだったらどんな風なのだろうと思いをはせました。
訳はリズムがあり、声に出して読んでも心地よさがあります。
絵は最初かわいい絵だなあぐらいにしか思っていなかったのですが、でもどこか懐かしい気分になります。
それは古典の持つ力と思っていたら福音館書店の『3びきのくま』のバスネツォフでした。
そう思って見るとなるほどと。気付くのが遅すぎますが。
小さい子向けのおはなし会などで、人形などを使いながら語ってみても楽しいそうなと思えるわらべうたがたくさんありました。
「おきゃくにいったウサギさん」などはうさぎ年の今年に使ってみたいものです。