おだんごスープ」 みんなの声

おだんごスープ 作:角野 栄子
絵:市川 里美
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1997年11月
ISBN:9784033307800
評価スコア 4.83
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みんなの声 総数 41
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41件見つかりました

  • 心が温まりました

    • うさうさこさん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子6歳、女の子4歳

    おばあさんが亡くなった後のおじいさんのお話です。

    最初の絵が、すごく悲しそうで、おじいさんの背中、家の中からものすごい悲壮感が漂ってきます。
    それだけおばあさんのことがだいすきだったんだなーと思わせます。

    おじいさん大丈夫かなとこっちが心配になってしまうほどです。

    そしてふと思い立った、おばあさんが作ってくれたおだんごスープを自分で作ってみようと思うところから、おじいさんの立ち直りが始まるのが、がんばれ!って応援したくなります。

    どうだったかな?と工夫していくたびに、食べにくる動物たちも増え、ドア越しに見える影をみて、うちの子供たちは「今度は猫だ!」と喜んでいました。

    おじいさんは残ったスープしか食べれないけど、ほかの動物や子供たちに飲んでもらえて喜んでるおじいさんがすごく素敵でした。
    最後の笑顔がすごく幸せそうで、おじいさんよかったね♪と言いたくなりました。

    投稿日:2012/12/14

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  • おじいさんのスープ

    おばあさんに先立たれたおじいさん。元気がありません。
    おじいさん向かいに、ぽつんとある誰も座っていない椅子が、きっとおばあさんの座る場所だったのでしょう。
    椅子の足元には、編み物の道具もあって、おばあさんの気配を感じます。

    元気のない場面は、この1ページだけなのですが、悲しみが深く伝わってきました。

    とにかく、絵が綺麗です。
    外国の絵本かと思ったのですが、日本の作家さんでしたね。


    やがて、おじいさんは記憶をたよりに「おばあさんの おだんごスープ」を作ります。
    いい匂いに誘われて、お客さんも増えてきて、お鍋もだんだん大きくなっていきます。

    最後、大勢の子供がきたときには、驚きました。

    投稿日:2011/10/30

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  • きれいな絵

    • 土筆さん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子5歳、女の子3歳

    5歳と3歳の子供達に読みました。
    文章が長いので大丈夫かな・・・と思っていましたが、
    最後まで楽しんで聞いてくれました。
    繰り返しが多いので、3歳の娘にも分かりやすかったようです。
    市川里美さんの絵はいつ見ても美しいですね。
    特に表情の描き方が素晴らしいです。

    投稿日:2011/06/03

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  • 暖かい絵本

    おばあさんと過ごした日々が平和で楽しかったんだろうなぁと想像できる絵本でした。
    おばあさんがいなくなってから、本当に寂しい日々を過ごしていたのが部屋の枯れた花が物語っています。

    でもおだんごスープを作ることでおじいさんの表情がみるみる明るくなっていきます。きっとおばあさんも天国からおじいさんの様子を見て喜んでいることだろうなぁと思いました。

    投稿日:2010/09/10

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  • スープの味は

    • しのべさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 女の子1歳

    おばあさんが亡くなって何もする気が起こらないおじいさんが、
    おばあさんのスープを飲みたくなる場面から始まります。
    こんな味だっけと作るうちに、スープを求めていろんな動物、果ては子供たちがわんさか。
    そんなにぎやかな環境と、おいしいスープに近づいていく過程がやさしい絵のタッチでかかれています。
    おじいさんがうれしそうな顔をする場面、とても気持ちが伝わってきました。
    料理って食べてくれる人がいて、初めて作る意味がでてくるんですね。

    投稿日:2009/12/31

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  • スープのお話でこっちもあったか

    おばあさんを亡くしたおじいさん。
    何もする気がなかったのですが、ある日
    「おばあさんの作ったおだんごスープがのみたいな」
    と、おばあさんがスープを作るときに
    歌っていた歌を思い出しながらスープを作ります。


    この絵本を読んで、子供が自分から
    「やっぱりみんなで食べたほうがおいしいよね」
    と言いました。

    食事はみんなで食べると同じものでも
    一段とおいしく感じますよね。

    スープの絵本でこちらの心もあったかくなりました。

    投稿日:2009/12/04

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  • 美味しくなーれ!!

    • はやつぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳、女の子5歳

    おばあさんが亡くなった悲しみから救ってくれたのは
    おばあさん特製のおだんごスープでした。
    おばあさんのおだんごスープを作る時の歌を思い出しながら
    作っていきます。
    一回づつ作るたびに忘れていた歌詞を思い出し、そして最高の味に出来上がったときは、おじいさん一人ぼっちではなく沢山のお客さんといっしょです。

    なんとも温かみのあるやさしいおだんごスープのような絵本です・

    投稿日:2009/11/25

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  • おいしいスープになるためには

    • ローサさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    お話し会の本選びの候補になりました。

    スープにまつわる話で「人は寄り添って生きていること」と説いた絵本はいくつかありますが、この本もご多分にもれず、です。

    おばあさんに先立たれてひとりぼっちのおじいさん。
    「おばあさんのスープが飲みたい」
    おじいさんは、おばあさんのスープの歌を思い出しながら歌い、スープを作っていきます。

    スープの良い匂いにつられて、お客さんがやってきます。


    挿絵の細かな描写も見所です。ページが進むにつれ、おじいさんの表情も、おじいさんの部屋も、明るく変化していき・・・心がほんわかと温まります。

    美味しいスープになるためには・・・たくさんの材料と、一緒に食べてくれるたくさんの人の笑顔。これに尽きるのですよね。。

    投稿日:2009/05/04

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  • いい絵本だな〜

    前から気になってた絵本です

    最初、おばあさんのいなくなった部屋で 1人すごすおじいさんの

    イラストを見ていたら、自分の親だったらと想像してしまい

    自分までとても寂しい気持ちになりました。

    「おばあさんスープがのみたいな・・・」 涙が出そうなシーンですが

    でも自分で食べたくて動き出してみて よかったです

    いろんな仲間が食べにきて

    もっともっとと作るうち、元気な顔になってきてよかった。

    おじいさんが子ども達や動物に囲まれ

    自分が何かしてあげてイキイキしている姿を見て

    私は涙がでそうになりました。

    私の親も いつまでもイキイキ楽しく暮らしてもらいたいとおもいました。

    投稿日:2008/12/06

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  • 温かいスープ

    御爺さんの周りに小さな子どもたちがいっぱい集まっている表紙に魅せられてこの絵本を選びました。御爺さんが作るスープでどんどん皆が幸せになっていく様子に胸が温かくなりました。御爺さんの顔がどんどんほころんでいく様子も素敵でした。御爺さんが御婆さんの事をとても愛していた事も伝わってきました。愛する人の事を思い出しながら作る御爺さんは実に充実した様子で素敵でした。人の心までぽかぽかにするスープを作る事が出来る御爺さんはとてもかっこいいと思いました。

    投稿日:2008/10/11

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