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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

おだんごスープ」 みんなの声

おだんごスープ 作:角野 栄子
絵:市川 里美
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1997年11月
ISBN:9784033307800
評価スコア 4.83
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みんなの声 総数 41
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41件見つかりました

  • おいしそうなスープ

    • ミトミさん
    • 30代
    • ママ
    • 岐阜県
    • 女の子9歳、女の子7歳、男の子0歳

    独りぼっちになってしまったおじいさん。

    いつもおばあさんが作ってくれていたスープが飲みたくなりました。

    おばあさんが作ってくれていたスープは
    おじいさんへの愛情が一杯入っていたんでしょうね。

    二人がとても仲がよかったことが伝わってきます。

    でもおじいさん一人では、いつもおばあさんが作ってくれていた
    美味しい美味しいスープは作れませんでした。

    自分ひとりのために作るのではなく、人に作ってあげるという
    愛情がスープを美味しくするのでしょうね。

    このお話しでも、
    一人のときにはあまり美味しくできなかったスープですが
    みんなのためにと思い作ると、
    とても美味しいスープが出来上がりました。

    誰かを思う気持ちと、愛情が料理には必要なんですね!

    幸せそうなおじいさんを見て、おばあさんも喜んでいるでしょうね。

    投稿日:2008/10/09

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  • おばあさんもきっと喜んでる

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子9歳、男の子5歳

    おばあさんを亡くしてしまったおじいさんは、とってもさみしそうで、たまらなかった。でも、そんなおじいさんを元気づけたのは、おばあさんが歌いながらつくっていたスープでした。
    おばあさんはもうそばにいないのに、近くにいるような、やさしい空気に包まれています。スープに具が増えるにつれて、集まるものが増え、幸せが大きくなるようで、これは、きっとおばあさんからのプレゼントなんだなって気がしました。
    最初は、おじいさんを見てさみしくなっていた息子も、読み進めるにつれて少しずつ明るい顔に。読み終わった後は、よかったね。って言い合いました。寝る前に読んだので、安心して寝付いたようです。

    投稿日:2008/10/06

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  • スープってすてき。

    食べることと生きること。強いつながりを感じました。
    温かいスープが人を元気づけること。
    生きていく上で実際に何度か経験する事だと思います。
    材料が増えるたびにスープが美味しくなる。一緒に飲む人が増えるたびにスープが美味しくなる。スープを飲むたびに笑顔が増える。私は少しずつ元気になるおじいさんの心の変化と部屋の様子の変化を楽しみ、息子はどんどん材料が増えるスープの作り方の歌をとっても楽しみました。

    投稿日:2008/09/30

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  • 生きる力となるのは…。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    食べること、友達と過ごす時間をもつこと、
    誰かに頼りにされることは
    私たち人が 健康的に生きていく上で 
    とても大事なことなんだなぁと感じました。
    独り暮らしのおじいさんは 最初 表情もどこか哀しげで
    お部屋もほったらかしで 手入れが出来ていませんでした。
    でも おじいさんが作ったおだんごスープをきっかけにして
    友達が増えるたび みんなで一緒にスープを食べるたびに
    顔色はどんどんよくなり お部屋の中もきれいに整理されていきます。
    ページをめくるごとに目に飛び込んでくる
    そんなおじいさんの変化がとても嬉しいです。
    また 大切な人を失った悲しみが癒されていく展開に
    じんわりと自分の心が温かくなったようにも感じました。

    投稿日:2008/05/27

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  • 心の栄養

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子2歳

    ああ、こういう絵本。
    5歳頃から小学校低学年の絵本の充実期に、一番読んで欲しい絵本です。
    じんわりと心が温かくなるような、このおだんごスープのような絵本。

    最初のおじいさんのページは、あまりの寂しさにズキッと心が
    痛みます。
    でも、おばあさんのおだんごスープを作ろうと、立ち上がり、
    歌を思い出しながら作り、お客さんに振る舞い…
    段々元気を取り戻すおじいさん。

    また絵が素晴らしいです。
    同じおじいさんの後ろ姿でも、気持ちの明るさが違うのが感じ取れます。

    スープって心をほぐしてくれるんですよね。
    ちょっとほっこりしたり、辛い時には涙も出たり。
    そういうスープの効果が、この絵本からも得られました♪

    投稿日:2008/05/09

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  • 「うちのお鍋は何個?」

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    長女に「うちにお鍋は何個ある?」ときかれました。
    うーーん、6個かな?

    なになになに?

    長女が読んでいたのはこの「おだんごスープ」でした。

    おばあさんをなくして何もする気がおきないおじいさんでしたが
    おばあちゃんがつくってくれたおだんごすーぷが食べたくなり
    市場へ買い物に行って作ってみることに。

    最初の頃おじいさんがつくるおだんごスープは、ちょっとあまりおいしくなさそうですが。

    必要に迫られてお鍋がどんどん大きくなる様子はとても面白かったです。
    それで長女はこれをやってみたくてお鍋の数を聞いたのかぁ!と思いました。

    連れ合いをなくしたおじいさん、とお話のはじまりが
    とっても切なかったので、スープとみんなの温かさがしみます。

    投稿日:2008/03/09

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  • すこしづつ、元気になっていくお話絵本です

    • みゆあちゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子7歳、女の子5歳、女の子2歳

    たいせつなつれあいを亡くされた、おじいさん。
    食事を作る元気も、部屋を掃除する元気もない・・・。
    ふとある日、おばあさんの、得意だった、スープをつくろうと、思い立つ。
    そこへ、予期せぬお客様が・・・。

    おじいさんの心情を、市川里美さんの、絵がとても、細かに描写されています。細心の注意がはらわれ,描かれています。

    この絵に、大変、感動しました。
    文章の奥底に含まれているものが、絵で表現されています。
    絵の力って、すごいな、と思える,絵本です。

    投稿日:2008/02/23

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  • 読んだぁ…と満足

    すごーく「読んだ〜ぁvvv」と思わせてくれる絵本でした。
    まずおだんごスープを作ろうと思い立つ、行動するおじいさんがえらいのですが、ちゃんとお腹が空くというのもえらいですよね。
    だんだんほぐれていくおじいさんの顔が嬉しい。
    たくさん連れてくる動物たちも、なんだか本当はおじいさんに元気になってもらいたくて、みたいにとれて嬉しい。
    歌と共に甦るおばあさん。歌を通しておばあさん像が頭に浮かびます。
    おばあさんの鼻歌、スープのにおいや部屋の景色も思い浮かぶから不思議です。
    スープと同じく深みのあるお話でした。さすが角野さんですね。

    読み聞かせるなら年長からでしょうか。

    投稿日:2007/12/22

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  • あったかい!

    • 花樹幹さん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 女の子5歳、男の子2歳

    おばあさんを亡くして元気のなかったおじいさんが、おばあさんの作ってくれたスープが飲みたくなって自分で作るお話です。絵がとっても丁寧でおじいさんがだんだん元気になっていく様子がよくわかります。そして、おじいさんの作るスープが自分の得意料理ではなくおばあさんの思い出のスープであることが二人の愛の深さを感じます。おばあさんは絵には一度も登場しないのに、絵本を読んでいる間中おばあさんを感じることができるのです。そして、おばあさんのお野菜いっぱいのスープはおじいさんの体を元気にし、スープを食べにやってきたたくさんのかわいいお客様はおじいさんの心を元気にしてくれる、という設定は読んでいて本当に心が温まりました。登場するのが温かいおだんごスープであることも。特に寒い冬にはたまりません。きっと作ってみたくなりますよ。

    投稿日:2007/12/13

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  • 2人の愛ですね

    大好きな人がなくなった悲しみから立ち直っていく。
    そんなお話だと思うのですが、
    おじいさんの表情1つとってもページが進むにつれ、
    表情豊かになっていく丁寧な挿絵に感動しちゃいました。
    何よりおじいさんが、おばあさんのスープの味&歌を思い出しながら、
    美味しいスープを作っていくっていうのに、
    2人の愛を感じちゃいました。

    こんなふうに思ってもらっていたおじいさん。
    幸せですね☆彡

    息子は息子で、次から次へとくるお客様たちにニコニコで、
    次は誰かなあとその訪問を楽しみにしていました。

    天国のおばあちゃんも、毎回みんなにスープを振舞っていたのかな・・・
    そんなことも感じちゃいました。

    投稿日:2007/11/09

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