「クリスマスをめぐる7つのふしぎ」 みんなの声

我が家の子供はまだサンタクロースを信じています。
親の私はもちろん，プレゼントを用意するのは親であったサンタクロースが持ってくるわけではないことはもう何十年も前に知ってしまったわけですが，それでもやっぱりどこかにはサンタクロースはいるのだと信じていたい。
いやいや，いるのでは本当は！と思う時もあります。
サンタクロースは永遠の謎！
クリスマスは不思議なんです。
それがこうもわくわくさせ子供も大人も心踊るのではないでしょうか。

クリスマスって考えたら不思議だらけです。
サンタクロースってどんな人？
サンタクロースってひとりなの？
トナカイって空飛ぶの？

夢を壊さず、夢を膨らますような父親の話が素敵です。
父と子の掛け合いが続けられていきますが、父親もこれだけ機知に富んで、懐が深いと良いですね。

いつ頃まで通用するのだろうかと思いますが、この本に登場する男の子ならば、何歳になっても父親につきあってくれそうですね。

・サンタさんはほんとうにいるの？
・ひとりしかいないサンタさんが、どうやって世界中のこどもにプレゼントを届けるの？
・えんとつがないとダメじゃないの？

少し大きくなったこども達は、サンタクロース伝説に疑いをもちはじめます。
この本は、こども達が納得できるようなお話や、思わず惹きこまれるような不思議なお話７話で構成されています。

サンタさんを信じるこども達が増えてくれるといいな。
サンタさんと、こども達の夢を守る一冊です。