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ふたりのサンドウィッチ <絵本版>」 みんなの声

ふたりのサンドウィッチ <絵本版> 作:ラーニア・アル・アブドッラー ケリー・ディプキオ
絵:トリシャ・トゥサ
出版社:TOブックス
税込価格:\1,320
発行日:2010年11月
ISBN:9784904376409
評価スコア 4.43
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みんなの声 総数 13
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  • 違うからこそ面白い

    • ももうさ♪さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳、女の子0歳

    食べ物の違い、髪の色の違い、言葉の違い、
    肌の色の違い、着る物の違いなどなど・・・
    世界中には色んな人がいて、
    日常のふとした時、ごくごく身近な所で、
    “違い”に触れる機会って意外とあったりしますよね。

    初めて出会った時、
    好奇心・関心を持つか、
    奇異の目で遠ざけようとするか。

    その違いが親しい人との間であった時、
    興味を持って教えてもらおうとするか、
    嫌悪感を持って見てみぬフリをするか・・・。


    みんな右へ倣えで、
    誰も彼もがまるで判で押したように同じであったら、
    この世は全くつまらないと思います。

    違いがあるから、
    学ぶところがあったり、支えあったり補い合ったり、
    簡単ではないけれど
    “分かり合う”ためのプロセスを味わえるのでしょう。

    違うということは、
    異端ではなく“魅力”なのだと、
    改めて思う絵本でした。

    投稿日:2010/12/22

    参考になりました
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    1
  • みんなちがって、みんないい

    • わにぼうさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子7歳、男の子3歳

    ついさきほど、全頁立ち読みで読みました。

    ヨルダン王妃の実話というのですが、
    お話の内容としては、よくあるお話。

    リリーとサルマは大の仲良しですが、
    二人はいつもそれぞれが
    「毎日同じサンドイッチ」を持ってきています。

    リリーは「ジャムとピーナッツバターのサンドウィッチ」
    サルマは「フムスのサンドウィッチ」

    さっき調べてみたら、「フムス」とは
    ゆでたヒヨコマメにニンニク、練り胡麻、オリーブオイル、レモン汁、塩を加えてすりつぶしたペースト状の料理だそうです。

    これをパンに塗ったり、ベーグルにはさんで食べたりする
    地中海、中近東の料理なのでそうです。
    なるほど、ヨルダンってアラビア半島の根元にある国だから
    普通に食べてるんでしょうね。

    リリーもサルマもお互いのサンドウィッチを
    「まずそう」「こんなの食べてかわいそう」と思ってました。

    そして、ある日リリーがサルマに「あなたの、まずそうだわ」と
    言ってしまったことから事件が始まります。

    食べたことがないのに、「まずそう」
    自分とは違うものに対して、「変だ」「おかしい」と言う。

    よくあることです。違うから「ダメだ」では
    何も始まりません。

    それをリリーとサルマの「食べ物」という形で
    教えてくれる。これなら、子供にもわかりやすいですね。

    金子みすずさんの詩にもありますが、

    「みんなちがって、みんないい」

    あ、コレもありだよね♪となると、いいですね。

    投稿日:2010/12/20

    参考になりました
    感謝
    1
  •  なかなか書店に並ばず、待っていました。
     帯のヨルダン王妃のラーニアさんの美しさに息子が「おぉ〜〜〜!」
     審美眼は育っているようです(笑)。

     子どもは友だち作りの達人。
     言葉が異なろうが、いらぬ衣を纏わないので、ちょっとの間に仲良くなれて羨ましい。
     
     サルマとリリーはもちろん学校(インターナショナル・スクール?)で一番の仲良し。
     二人の可愛らしさに少女時代っていいなぁ〜、とニコニコ見つめていたら、いつもどおりの二人一緒のランチタイムに事件は起きました。

     食事は文化ですね。
     私の友人も卵焼きに入れるお砂糖の量で恋人と大喧嘩をしたり、酒宴の席で心太に砂糖か否かの大激論も目にした事があります。
     同郷に育ったつもりの夫でも、「おや?」と思う小さな食文化の違いに違和感を感じる事も。 

     さて、違和感を胸の内にしまっておくぶんには良いのですが、嫌悪感と共に口に出してしまったリリー。
     ここで、サルマもリリーへ同様に思っていた事を言ってしまいます。

     お互いに自分の食事を貶されて、その食事の背景ともいえる作ってくれた家族を思い浮かべるシーンが、良いですね。
     食事はその人の人生でもあるって、繋がっています。
     もしも、あの時お互いが、自分の家族の事を思い描いたように、相手の家族の作ってくれている姿を想像できたなら、もっと近道の可愛い文化交流ができたのかも。
     
     サンドウィッチの中身をめぐり、二人の間にできてしまった大きな距離は、大変な混乱を食堂にもたらし、・・・。

     友情は、お互いを理解する努力によって回復しました。
     近道ばかりが、友情を深め温めるわけじゃない。
     この事件があって、二人の間に挟まれた「友情」はより一層素敵なものになりましたもの。

     ラストの彼女らの思いついたパーティのページがとっても感動的でした。
     テーブルにのった国旗に息子は飛びつき「メキシコ・フランス・レバノン・インド・タイ・・・・」とつぶやいていました。
     私は、フランスのエスカルゴと日本の寿司にやっぱり目が行きました。
     
     異文化を理解する姿勢は、吸収力と弾力性のあるこういう年頃からしっかりと身につけさせたいと思いました。

     この作品に触れ、たくさんの可愛い親善大使が育ち、大人になってからも民間レベルでの国際交流の場で活躍してくれる事を私も祈っています。

    投稿日:2010/12/20

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