小学生の時、道徳の授業で何度読んだことか。
作者が、ヒ素ミルク事件の被害者だから・・・それだけで感動するんじゃあないんです。
友達を思う気持ちがまっすぐに伝わってきて感動します。
でも、忘れないで!あの事件がどんなにひどいことなのか!
高学年の子ども達に読み終えると、多くの子どもが泣いていました。
事件のその後のことも話しました。
日常の言葉が字になるってこんなに素晴らしいことなのだと改めて思います。
「ママの声」のあんぴかさんへ
西日本の事件だったからか、関西の小学校ではほとんどが教材にしていたと思います。今は「特別支援級」と呼ぶようになりましたね。
その学級に読み聞かせにいくと、み〜んな素直で純粋な気持ちで聞いてくれるんです。反応が素晴らしく、それぞれの個性が私は大好きです。