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おんがくねずみ ジェラルディン」 みんなの声

おんがくねずみ ジェラルディン 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1980年03月
ISBN:9784769020134
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,990
みんなの声 総数 36
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36件見つかりました

  • 音楽って素晴らしい!

    レオ・レオニ作品私が好きなのでついつい
    借りてきてしまいます。
    息子はちょっと興味が薄い反応。
    いつかこのよさをわかってほしいと読み続けています。

    音楽は人間も動物も共通なんですね。
    きっと音楽を知ることで癒されたり、楽しい気分になれたりすることが
    あるのかなと思います。

    音楽を自分のものにできたんだから素晴らしい特技ですね。

    投稿日:2014/07/03

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  • そして・・・音楽が生まれた

    音楽が大好きな娘に読んでみました。

    でも、レオレオニの本は、本当に深いねーー。
    娘はこの深さが、本当に理解できているかな・・。

    全くないものを、生み出す、その偶然というか・・必然というか・・。
    すべてがめぐり合わせなんだろうか・・

    そもそも
    納豆初めて食べた人ってすごい!!
    みたいに
    「この音がなんだか素敵」と気づいてメロディになっていく過程がすごい!!と思う、
    とても深い一冊です。

    投稿日:2014/05/28

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  • 大きなチーズ

    • キャッティーさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子6歳、男の子3歳、女の子1歳

    『おおきいなあ!でっかいぞう!すごいねえ!すてきだわぁ!』
    私は、みんなが大喜びして運ぶ、この1シーンが好きです。
    大好きな食べ物がこんな大きかったらどんなに素敵でしょう。

    みんなに分けてあげるためにチーズをかじっていったらある形になる・・・
    このシーンも珍しく、とても惹きつけられました。
    どういう展開になるにかものすごく気になって、夢中で読みました。
    その彫刻が、素敵な音楽を奏でるんですからもうビックリ。
    夢があって良いお話です。
    こんな彫刻が、うちにもあればなと思いました。
    一晩じゅう心地良い音楽に包まれたなら心があらわれそうですね。

    ジェラルディンも、仲間のねずみたちも、
    素敵な音楽と大好きなチーズでお腹も心も満たされたに違いありません。

    投稿日:2011/12/14

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  • 音楽を身につけた

    タイトルどうり、音楽を初めてきいたジェラルディンというネズミが主人公です。
    初めての音楽、それは、どんなふうに耳に響いたことでしょう。
    絵本なので、実際に音を聞くことは出来ませんが、素晴らしい描写で、音を表現されています。
    この文章を読めば、ジェラルディンの感動を、感じることが出来そうだと思いました。
    やがて、ジェラルディン自身が音楽を奏でられるようになります。
    「もう おんがくは わたしのもの」と言った言葉の裏では、きっと多くの努力があったに違いないと思います。

    投稿日:2011/12/06

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  • 癒されるイラストです☆

    クレヨンで描かれたねずみ君たちがとても温かみがあって
    見ているだけで癒される作品です♪♪♪

    『おんがくねずみ ジェラルディン』ということで
    音楽がテーマになっていますが、ジェラルディンって
    彫刻の才能もありますよね〜!!!

    チーズからあんな立派な「フルートをふくねずみ」が
    出来上がるなんてすごい!!

    ねずみ君たちがかわいく、物語も魅力的で
    純粋に楽しめる作品です☆☆☆

    投稿日:2011/12/06

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  • 音楽をきいたねずみ

    ねずみが、チーズの中からフルートを吹くネズミの彫刻を削りだします。
    そして、その彫刻が夕方から音楽を奏でだす。

    ところが、チーズの彫刻を食べないといけなくなって!
    最後には、ねずみが自ら音楽を奏でる事が出来るようになり、チーズの彫刻は食べる事が出来るようになります。

    彫刻は、無くなっても音楽は残る。
    形あるものは無くなるが、音楽は残って行くものだという事なのかなと思いました。

    投稿日:2011/12/01

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  • 芸術と断捨離?

    ジェラルディンの発案でチーズをみんなで盗み出したねずみたち。ジェラルディンはみんなに少しずつチーズを渡しますが、噛んで削ったチーズの残りは、ねずみの形に!そのねずみはしっぽのフルートをくわえているのですが、毎日夜に音楽を演奏します。でも、冬になりチーズを分けろと迫るほかの仲間たちにジェラルディンは「これは音楽だからだめ!」と断ります。自分のしっぽで演奏してみるジェラルディンにみんなが「仕方ない」と納得。でもなぜかそこで「もう音楽は私のものになったからいいわ」とみんなに食べさせる。

    チーズ彫りですが、「私は仏像を彫ってるのではなく、中に隠れている仏様を彫りだしているだけ」という仏像ほり師の話を思い出しました。でも、みんなで盗んだけど発見したのと教えた功績で自分で多くを手にするあたりは意外にちゃっかりしてます。でも一度よそのねずみのものになったのに後から「もっとよこせ」というねずみたち、ちょっと図々しい気もします。最初に言わなかったら、あとは自分でやりくりすべきだと思われます。そして最後のオチもえええ?っていう感じで拍子抜け。このジェラルディンの心境は、いま流行りの断捨離の精神にもつながるような気がします。

    いろんな意味でなかなか素敵な作品です。

    娘も面白がっていました。

    投稿日:2011/12/01

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  • もうおんがくはわたしのもの!

    確か、木を掘って仏像を作る人で「もう最初から仏像が中にいるから
    それを掘り出していけばいいのだ」と言っていた人がいたかと思うの
    ですが、その言葉を思い出してしまいました。ジェラルディンが
    チーズをかみとっていくと、登場するフルートをふいているねずみの
    姿に。
    そんな風にしてできあがったちょうぞうも素敵ですし、そのねずみが
    美しい音楽を奏でてくれるのも素敵です。
    でも、もっともっと素敵なのは、その音楽をジェラルディンが自分の
    ものにしてしまったこと!自分の中に残れば、それはきっと一生持ち
    続けていられるのだと思うし、チーズは他のねずみと一緒においしく
    おなかいっぱい食べることができるものね。ピアノを習っている娘の
    心になにか響くかな?と思いながら読んだのですが、特になにも残ら
    なかったようです。こんな不思議で楽しい感覚がいつか娘の中にも
    うまれますように。

    投稿日:2011/11/28

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  • 音色が見えました

    この話の中で一番、私が気に入ったところは、ジェラルディンが生まれて初めて音楽を
    聞いた時のところで、

     おとはますますはっきりし、ふしがつき、やがてみえない きんとぎんのいとの
     ように くうちゅうをただよった。

    と言う箇所です。

    “みえないきんとぎんのいとのように”なんて、なんて綺麗な表現でしょう! 
    そして、その言葉にぴったりのレオ・レオニの挿絵が、音符のマークなんて安直なものを
    使わなくても、その何本かの柔らかい線で音楽だと感じさせられ、更にそのフルートの
    音色すら読み手の心の中に聞こえてくるような感じがすごいと思いました。

    この話の結末をみて、音楽とは体得するものなんだなと、それを妙に言い当てている
    ところが笑えました。とても不思議な話ですが、とても神秘的で、心に残る話でした。

    投稿日:2011/11/26

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  • 食欲か、芸術か

     チーズの中から生まれた、ねずみのフルート奏者。自分のしっぽが、フルートなんて、、、現代アートのような彫刻だなと思いました。

     食欲、芸術、、、
     有形、無形、、、
     読んだ人それぞれが、いろいろに解釈できるお話でした。
     
     先日、偶然フルートの生演奏を聴いたばかりっだので、フルートの音を思い出しながら読みました。
     ジェラルディンのように、美しいものを自分の中にインプットして、そのきれいなものをアウトプットできたら、素敵ですよね。
     
     切り絵とはまた違う、色鉛筆画のやわらかいタッチもよかったです

    投稿日:2011/11/21

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