5歳の長男に読みました。『ペテッティーノ』や『マックマウスさん』など、小さな子供には難しい絵本と併せて読みましたが、それらに比べると分かりやすいのではないかと思います。もちろん、すべてをよく理解して飲み込めたかというとそうではなさそうでしたが。
マシューの「ゆめ」は将来の夢でもあり、寝ている時に見る夢でもあったのですね。彼には絵描きになるための素質はもともとあり、その準備もできていたのでしょうが、自分の進む道が何であるかまでは自分でも分かっていませんでした。でも、ふとしたきっかけ(現実の体験とその夜見た夢)でそれに気づくことができました。
息子にもある時そんなきっかけが訪れるといいなと思います。そのためには色々な出会いや体験が必要になってくるのでしょうかね。