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さかさまライオン」 みんなの声

さかさまライオン 作:内田 麟太郎
絵:長 新太
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1985年09月
ISBN:9784494006397
評価スコア 4.31
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みんなの声 総数 25
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25件見つかりました

  • 不思議な関係

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    影でいることに不満を思った影が、その立場を逆転した時、とても不思議なことが起こった。
    本当は嫌いだったのに、いつのまにか、協力して、助けているところが面白い。影の力が、こんな形で役に立つとは、発想の転換に拍手です。
    そして、ユニークなお話に、長新太さんの絵が、大活躍。この後、この関係はずっと続くのでしょうか?もとに戻っても、今度は、楽しくやっていけそうな気がします。

    投稿日:2007/12/01

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  • あべこべのおもしろさ

    「さかさまライオン」
    表紙の絵を見ると、ライオンと影。水面に映った影を見て、さかさまライオンかな?くらいに思って借りた絵本でした。
    「キャベツくん」を読んだ時も、「ゴムあたまポンたろう」を読んだ時も、最初、「な、な、なんじゃ、こりゃ。」と思ったものですが、この感性は独特です。
    長新太さんって、すごい!
    「いつもいつもため息をついているライオンの影がいました」
    って、この出だしがすごいですよね。ため息をついている影なんて、私、ちょっと思いつきません(^^ゞ
    そして、この影、ひょんなことから、本物のライオンと入れ替わってしまうんです。
    普通は、ライオンの動くように影も動くものだけれど、反対になってからは、影にひきずられて、ライオンはさかさまに走るんです。
    時には、本物のライオンに覆いかぶさってライオンを隠したり、日の長い影になって、飛べるはずのない崖を跳び越してしまったり。
    へぇ...すごいなぁ、となんだか、へぇ、へぇ、って思う自分とは違って、子供たちは、ただ、影にひきずれて走るライオンが、おもしろい、おもしろいって楽しんでいました。

    投稿日:2007/03/18

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  • 作者の思いを知ってから

    いつもいつもため息をついているライオンの影がいました。
    「もういやだ。こんな暮らしは。」
    真っ暗闇で影は息をひそめ、ライオンの後姿を見送りました。
    ライオンがしょんぼりと帰ってくると、今までとあべこべ。
    影に引っ張られ、ライオンはさかさまに走ります。

    内田麟太郎さんのエッセイ集『絵本があってよかったな』に出てきて読んでみたくなった絵本です。
    エッセイ集を読む前は星4つだったかもしれませんが、作者の背景(長新太さんが憧れの人で、これは特別な思い入れのある作品)を知ってから読むと、私にとっても特別な作品になりました。
    面白くてはらはらする、大好きな1冊です。

    投稿日:2007/02/16

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  • 長さん

    長さんの作品だったのでこの絵本を選びました。主人公と影の関係がとても愉快に描いてあるのが良いと思いました。文章と絵がぴったりとまってしているのも気に入りました。特に中表紙のタイトルの描き方が独特でセンスがあるので感激しました。

    投稿日:2010/11/09

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  • まだ難しかったかな

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子4歳、男の子2歳

    タイトルで気になっていたこともあり、中身を読まずに図書館で借りてきましたが、4歳と2歳の息子と読んだ印象は、内田麟太郎ワールドが深すぎるという感じでした。絵も躍動感があるのはいいのですが、はっきりした絵ではないので、【影】とか【逆さ】とか理解が難しかったみたいで「???」という顔をしていました。もう少し大きくなってからのほうが面白さが分かるかなぁと思います。

    投稿日:2010/11/09

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  • 影だからこその展開

    不思議な題名がずっと気になっていました。
    なるほど、ライオンとその影のお話なんですね。
    もちろん、常夏で影にとっては好条件だからこそ。
    中盤からは影の自由な行動が始まりますが、
    影の特性をきちんと理解していないと、
    物語についていくのが難しいかもしれません。
    でも、それを凌駕する、ラストへのクライマックスはさすがの貫禄です。
    絵本という視覚だからこそ感じることのできる、
    このシチュエーションの面白さも唸ります。
    意外に奥深いので、小学生くらいからでしょうか。

    投稿日:2019/09/20

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  • 影がメインになったら

    足元にある「影」が、メインになったら・・・?
    そういった意味での「さかさま」だったのか、と読んでみて納得です。
    「影」に振り回されるライオンには、百獣の王の面影は感じられませんが、考えてみれば「影」だって「百獣の王の影」なのですからね。
    強い影で、当たり前でしたね。

    投稿日:2013/09/13

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  • 意外なさかさまでした

    • みきけいさん
    • 40代
    • せんせい
    • 大阪府
    • 男の子15歳、男の子13歳、男の子7歳

    幼稚園年少クラスで読み聞かせました。

    何がさかさまなのかと思ったら、影と本体(?)の入れ替わりの事で、けっこう、「お〜」っと意外な展開が進みます。

    年少では、深い内容は伝わりませんでしたが、長さんの絵は、みんな大好きです。
    「みんなの影がどこかに行ったらどうする?」などという簡単なやり取りは年少でも楽しくできました。

    内容だけで言えば大人向けになるもかもしれませんね。
    それくらい奥の深い内容です。

    投稿日:2011/12/08

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  • 影ライオンでおべんきょう☆

    いつもいつも振り回されているライオンの影。
    「もう いやだ〜」とさけんでいるうちに
    影と本体が入れ替わってしまいます。

    少し難しい感じはありましたが、
    影が自分の意思で動き出すという設定は、
    なかなか新鮮で、娘の反応も良かったです。

    猟師に崖っぷちへ追い詰められたライオンたち。
    その時、日の出の光に照らされ、影はグーーーンと伸び、
    向うの崖にひとっ飛び!!
    という最後のシーンに娘は「???」。
    壁に手の影を映し、スタンドを近づけて、
    「ほらね、影がグーーーンと大きくなるでしょ?」
    とやってみせると「ナルホド!!」と納得してました☆

    影ライオンが、ちょっとした理科のお勉強になりました!!

    投稿日:2011/02/10

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  • 中表紙もさかさま?

    • おやじ虫子さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子9歳、男の子7歳、男の子5歳

    中表紙もさかさま?

    影と本物が反対になってしまったお話です。
    影のライオンが走り出すと、ライオンは後ろ向きに走り出します。
    「さかさまに はしる ライオン!」
    人間の漁師が金儲けのために捕まえようとしますが〜。

    「おもしろいよ〜」と先に読んでいた真ん中の子が。
    あべこべとか追いかけられるというお話が、
    今は面白い時期なのかも。

    投稿日:2006/04/02

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