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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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七羽のカラス」 みんなの声

七羽のカラス 作:グリム
絵:ブライアン・ワイルドスミス
訳:どばし たまよ
出版社:らくだ出版
税込価格:\1,496
発行日:2000年01月
ISBN:9784897773612
評価スコア 4.33
評価ランキング 15,535
みんなの声 総数 8
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  • 不思議なお話

    お話自体はいろいろなお話会で
    「ストーリーテリング」
    として聞いていました。
    なんとも不思議なストリーです。

    一人っ子のアンナは
    「7人の兄がいて、カラスにかえられてしまった」
    ことを知り、助け出そうと旅に出ます。
    世界の果てまで歩いて、太陽や月、お星様に出会います。
    普通、太陽も月も「美しい」「やさしい」ものとして
    絵がかれるのが多いのですが、
    このお話では太陽も月も悪者扱いです。
    絵本とは違いますがストーリーテリングでは
    「太陽は小さな子供たちをむしゃむしゃ食べてました」
    というバージョンもありました。
    お星様達はやさしくて、アンナは明けの明星に
    「ガラス山」に入る鍵をもらいます。
    そして中にいる兄さん達を助け出します。

    簡単に書くとこんなストリーですが、
    いったいどういう発想でこのお話を作ったんでしょう。
    グリム兄弟が採集した昔話とのことですが、
    勧善懲悪的なお話でもないし、
    韻を踏んだ詩的な文章と言うわけでもなく、
    短いながらも「予想のつかない」展開です。

    ブライアン・ワイルドスミスの絵も不思議なタッチです。
    絵の好き嫌いは分かれるところがありますが、
    お話に負けじと微妙な、ちょっと形容しがたい色使いです。
    小さい子向けではありません。
    絵本の入り口、入門としても不向きです。
    絵本中級者以上向けに、絵本の幅を広げる一冊として、
    こんなのがあっても楽しめると思います。

    投稿日:2006/04/24

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    1
  • きれいな世界

    ワイルドスミスさんの絵に魅了されて、すこしずつ集めています。
    お話はとてもシンプルなもので、小さなお子さんでも楽しめると思います。
    なによりも、ワイルドスミスさんの絵が、ため息が出るほど魅力的!
    1枚1枚、並べておきたいくらいです。
    きれいなものが好きな大人にも、おすすめです。

    投稿日:2021/04/07

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  • 印象がちがう

    グリムのなかでも、なんとも不思議な展開だなあ、と思うお話です。そこが不気味でもあるのですが、ブライアン・ワイルドスミスの絵で読むと、受ける印象がまるでちがってました。どこか現代のような雰囲気の主人公や色鮮やかな絵で、斬新な感じで、興味深く読みました。グリムはいろんな画家が描いているので、読み比べるとおもしろいです。

    投稿日:2018/09/12

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  • ちょっと怖かった・・・

    このお話は七人のお兄ちゃんたちが妹のために水を汲みに行くのですが、それができなくって家に帰れないでいると、お父さんが「カラスになってしまえ!!」って叫んだら本当にカラスになっていました。なんかこの展開が子供には怖かったみたいで「ママ、こんな風に言わないでよ!」って言ってきました。

    投稿日:2013/08/22

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  • 絵が楽しいお話です

    お父さんの一言でカラスに変えられてしまった息子たち。
    その妹が、世界の果てまでお兄さんたちを助けに出かけます。
    お話の内容にそぐわないほど、最後はあっけらかんとしています。
    舞台は現代に置き換えられているように思いますが、この絵本の一番の面白みは「絵」の楽しさ。
    グリム童話にしては、きらびやかで素朴なのがこの絵本です。

    投稿日:2012/12/18

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  • 小人じゃないんだ〜。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    グリムの『七わのカラス』はとても有名なお話の1つですが、
    今まで、絵本でこの作品はホフマンの描いたものだけだと思い込んでいました。
    最近ちょっとワイルドスミスにハマっていて、この人も『七わの…』を描いていることに興味を持ったので探してきました。
    確かホフマンの方では、ガラスの山でカラスの兄さんたちと一緒にいるのは、“小人”だったと思うのですが、ワイルドスミスは“番人”として登用します。

    役柄的には確かに「ガラスの山」の番人だと思いますが、
    グル無のお話の物語的なおどろおどろしさから、自分が今まで感じてきた雰囲気と、このワイルドスミスの描いた王子様のような道化師のような姿の番人は、「……?」でした。

    主人公の「女の子」の衣装もすごく現代的に描かれていて、赤いセーターにオーバーオールを着ていました。
    これはこれで、ワイルドスミスの世界と思って読めば、問題ありません。
    原作のグリムの世界とはまた全く違った印象のお話に思えますが、ワイルドスミスならではの色鮮やかな世界を楽しめます。

    投稿日:2012/11/01

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  • 鮮やか

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子3歳

    どこが、とは言えないのですが、私はこの昔話の「七羽のカラス」のお話が
    大好きです。
    以前、ホフマン絵の「七わのカラス」を読んだのですが、
    ブライアン・ワイルドスミス絵のもあるということで、借りてみました。

    ワイルドスミスらしい、鮮やかで印象的な絵で、これもまた良いと
    感じました。
    娘は、ホフマンの方のおはなしで、指を切り落として鍵穴に入れる場面が
    とても印象に残っていたようで、こちらは切り落とさないので、
    「なんで違うの?」とそこがすごく不思議だったようです。

    昔話なので、本によって微妙な話の違いがあるのはしょうがないし、
    これは好みの差かもしれませんが、文章はホフマンが絵を描いた
    「七わのカラス」の方が好きだなと思いました。絵もそちらの方が
    大衆的かもしれません。

    投稿日:2008/10/31

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  • 美しい絵で再現されたグリム童話

    • まりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳

    グリム兄弟が採集した昔話「七羽のカラス」に、
    ブライアン・ワイルドスミスが美しい絵を描いた絵本です。
    カラスにされてしまった七人のお兄さんを救い出す妹のアンナのお話です。
    (白鳥の王子みたいな設定ですね。)
    アンナは、たった一人で、地の果てまで、
    太陽まで、月まで、星まで、最後にガラス山までやってきます。そして、そこでとうとう・・。
    アンナの愛情と勇気が溢れんばかりに伝わってくる絵本です。
    絵がとてもきれいなんですよ♪

    投稿日:2004/03/25

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