新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

いまいましい石」 みんなの声

いまいましい石 作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳:村上 春樹
出版社:河出書房新社
税込価格:\1,815
発行日:2003年11月
ISBN:9784309267005
評価スコア 4.47
評価ランキング 10,846
みんなの声 総数 16
「いまいましい石」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

16件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • 不思議な出来事! 不思議な石!

    SFのようなおはなしで 怖かったです。
    航海日誌の書き方が 淡々として はじめは乗組員の陽気さが描かれていて 楽しいお話かと思ったのに6月6日に奇妙な島に降り立ち 石を持ち帰ってから みんなの様子がおかしい!

    えっ! 不気味な様子が 怖かったのです!
    石が乗組員を猿に変えたなんて・・・・

    猿の惑星のような 顔でした。
    ただ 船長だけは冷静で この出来事を客観的に捕らえているのも不気味でした

    航海は自然との戦いでもあるのですね 嵐の中で沈んでしまう事もあるのですから・・・・・

    船長は 猿になった乗組員に バイオリンを弾き 本を読み聞かせているところが 印象的です。  石の光が鈍り 猿になった者が正常に戻るなんて?
    やはり、何かしら不思議で SFの世界です
     
    リタ・アン号でおこった不思議な出来事は、口外しない
    なんとも 不思議な お話の世界でした。(不気味でした)
    海の荒れている絵 空の色・雲の色が見事に描かれていましたその中に航海日記が書かれていて インパクトがある絵本でした!

    このお話は 高学年向、 大人向きかな?

    いまいましい石 タイトルの意味   分かります!(村上春樹さんの訳もお話に引き込まれるうまい 訳しかたですね!)

    投稿日:2010/11/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • べたーっとした空気

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子3歳

    航海日誌で話がすすんでいくのですが、淡々とした日誌の文章とは逆に、
    のっぺりとした、べたーっとした空気が不安な気持ちを盛り上げていきます。

    あえて石をかかずにページの外に置いたのが、更に不安をあおりますね。
    どんな石だったのか、すごく知りたいですもん!

    ゾワッと来ると同時に、みんなが元の陽気な海の男に戻ってくれているよう
    祈るような気持ちで読み終えました。
    小2の娘は単純に、サルか!と笑っていましたが。

    投稿日:2008/10/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵に描かれないところが怖い

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子6歳

    オールズバーグの作品は、文章や絵に描かれていないところが恐ろしいという、底知れぬものがある本が多いのですが、やはりこの本もそうでした。
    一読した時は、結局なんだったんだろうという物足りなさを感じましたが、船員達が変化してしまったページは、鳥肌が立つくらいぞっとしました。
    その他のページは、肝心なものは正面きって描いておらず、「ちょっとどうなってるの?」というもどかしさが残ります。
    でも、後からまた読むと、そのもどかしいページが、じわじわと怖いのです。何かが潜んでいるような気がして。
    結局最後まで、つかみ所がなかったのですが、なんだか不安になるような読後感でした。
    それにしても、表紙が一番疑問なのです。
    途中にも出てくる絵なのですが、これは一体何を意味しているのでしょう。なぜ表紙にこの絵を持ってきたのでしょう。
    決して不愉快ではないのですが、考えれば考えるほど、不安をあおる絵本です。

    投稿日:2006/11/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • 不思議で怖いお話(でもないかな!?)

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    とても色鮮やかで綺麗なイラストなのですが、シーンによっては、とても不気味で怖いと感じてしまうページもございました。イラストを見て、何かを感じると言うよりは、船長の日誌を読み、想像する為、とても怖いと思えてしまう物語でもございました。より怖さを強調させたと思われる、この本題でもある『いまいましい石』の正体が、イラストとして描かれていないところが、恐怖を煽るのです!!! 海には魔物が住んでいるとは申しますが、石は海ではなく、島から運んで来たものでしたので、わけのわからない島から、船に怪しいモノを運ぶのは止めた方が身の為ですね。 良いお話ですとか、悪いお話ですとか、そんな単純なお話ではなく、不思議で怖いお話(でもないかな!?)でした。男の子だだと好きなのかも知れませんね。

    投稿日:2006/06/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • タイトルからして…!

    オールズバーグの本はしっとりとしていいなぁと思っていた矢先、この本に出会って…。真っ先に「呪縛」という言葉が浮かびました。
     地図にない島で見つけた不思議な石、優秀な船員達を異形に変えてしまいます。一人正気である船長の孤独感が手に取るように。航海日誌の形で進むお話は、冷静であろうとする船長の必死の抵抗をより強く表し、こちらにまで底知れぬ恐ろしさを共有せよといわんばかりです。

     小さい子どもさんには、難しいかも。むしろポンと飛んで高校生あたりではどうでしょう。きっと、この世界に心奪われると思います。

    投稿日:2004/04/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • 怖いよ。

    • まりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳

    小学校高学年以上向きだと思います。
    ドキッとする怖さがあります。
    リタ・アン号という船の船長、ランドール・イーサンの
    航海日誌より抜粋という文章で始まります。
    航海日誌がそのままストーリーになっています。
    航海の途中発見した島で船員達は不思議な石を見つけます。
    その石の魔力にとりつかれ、優秀だった船員達に変化が現れます。
    一体彼らに何が?
    それは普通に考えれば笑えることなんでしょうけど、
    村上春樹さんの訳が素晴らしいんでしょうね。
    怖いんです。笑えないんです。
    小さい子どもさんにはかなり難しいと思いますが、
    面白い絵本には違いありません。

    投稿日:2004/03/26

    参考になりました
    感謝
    0

16件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • なまえのないねこ
    なまえのないねこの試し読みができます!
    なまえのないねこ
    出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
    ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。ひとりぼっちの猫が最後にみつけた「ほんとうに欲しかったもの」とは…


編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(16人)

絵本の評価(4.47)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット