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源平絵巻物語 6 屋島のたたかい」 みんなの声

源平絵巻物語 6 屋島のたたかい 作:今西 祐行
絵:赤羽 末吉
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\2,990
発行日:1981年10月
ISBN:9784034270608
評価スコア 4.4
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みんなの声 総数 4
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  • 四国高松の戦い

    源平合戦の有名な、那須の与一が、平氏の扇を射抜くお話です。
    今は陸続きの半島となった屋島は、そのころ完全な島だったといいます。著者の今西さんは、この本を書くにあたって、この地を訪れたと前書きにあります。面白いなと思います。

    投稿日:2021/08/10

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  • 西へ、西へ。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子6歳

    源平合戦勉強中の(私もだけど、)11歳の息子と読みました。

    どんんどんどんどん平家が都から西に西に流れてきて、
    あーもういよいよ次は壇ノ浦!
    という、流れがわかって、とてもドキドキします。

    幼い天皇とともに西へと追いやられてしまう平家。
    勢いづいてくる源氏勢と、
    なんだかとっても器量が大きいようで小さいようで、不思議な義経。
    そしてそんな緊迫した戦いの合間に行われた
    弓矢占いがまたオツです。

    お話のもっていき方、書き方がうまいなぁ。
    難しい歴史書よりも、ワクワクドキドキしながら歴史が勉強できて、
    本当にありがたいシリーズです。

    つぎはいよいよ、壇ノ浦!
    今からもう楽しみです!

    投稿日:2017/09/14

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  • 源氏と平家の合戦ではあるけれど、この絵本に書かれたいくつもの逸話が印象的です。
    生死をかけた戦いの中で、敵味方ともに讃え合うような那須与一の弓の腕前、敵の前で流した弓を追いかける義経と、どこか緊迫感を欠く逸話に、何だかなごんでしまいました。
    のどかさを感じさせるようなお話でした。

    投稿日:2017/07/15

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  • 合戦でありながら優雅さを感じる

    戦記物語ですが、今の戦争物とは違ってどこか優雅さがあるのが源平合戦だと思います。

    戦いの最中に船が出ていくさうらないをするなんていうのも、殺伐とした戦いの中ではある意味考えられない出来事のようにも思われます。

    でも、このことで歴史に名を残すことになったのが、那須与一なわけで、この場面もお芝居などでも有名な場面の一つだと思います。

    この時の義経は、戦いの場を得られて一番血気盛んな時かもしれません。

    全体を通して読むと物悲しさも感じますが、一つ一つのエピソードは有名なものが多く、源平物語の人気の高さが窺えます。

    どの巻も読みごたえがありますので、歴史に興味を持つ時期に親子で読むといい絵巻物語だと思います。

    投稿日:2011/02/06

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