動物に変身した男の子をたくさんの中から
お母さんが見分けられるか…
というやりとりが9回続いていく…
見分けるといってもほとんどの場合
坊やだけは物品一緒なので単純簡単当てられる…
初めて読んだとき、これでは1回で飽きてしまうかなぁ…
と思ったのに孫娘はしょっちゅう本棚から
これを選んで持ってくる…
そしてページを開くと「これっ」と正解を指さすのでした…
しばらくして、気にいっている理由が分かりました…
お母さんが自分を見つけてくれる
分かってくれることがうれしい…
だから正解を指で押さえるとき
当てものをしているわけではなく
彼女は<わたしはここよ>と主張しているのでした…
ですから集団で読み聞かせをする本ではないでしょう
本人の希望であれば、坊やを子どもの名前に読み変えて楽しむのもいいと思います…
でもそれはまた別な話…