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伊藤遊さんの作品はまだ少ないけれどどれもいいよということをお聞きしていました。 高学年読物やYAを今年は積極的に読んでいこうと思って、図書館の本棚で見つけたのがこれです。 貸出期間中に、大きな地震がありました。 息子も寒さから体調を崩し、二日ほど学校を休んだ時に読んだのがこの本でした。 最初は私の読み聞かせ、途中は息子が自力読み、また私の読み聞かせというように、リレー方式のように読んで、一日で読破。 読み始めると先がどうしても知りたくなります。 土蔵、根付、キセルなど、今ではあまりお目にかからなくなったものがいろいろと出てきます。 もし自分の家のエレベーターに他の世界とつながる道があったらどんなにかおもしろいだろうと息子と読んだ後に話をしました。 小学五年生のほのかという少女が主人公です。女の子特有の友だち関係の悩みも盛り込まれているし、中学生の兄は思春期と、 それぞれの気持ちもうまく表現されているし、それとつくも神という不思議な存在がうまく共存していました。 文章もとても上手いなあと思って読んでいました。これは、ぜひ他の作品も読みたくなりました。
投稿日:2011/03/17
長い時間が経つと、道具には魂が宿る。 それが、つくも神。 小学校5年生のほのかが、マンションのゴミ置き場のボヤ騒ぎをきっかけに、つくも神と出会い、物語が始まります。 ほのかは、この世代の女の子が持つであろう悩みを抱えています。 物語の進行とともに、ほのかの心がゆっくりと綴られます。 人間の悪意、ずるさも描かれていて、読んでいて心が痛くなる部分もあるけれど、たどりつく出口(エンディング)は、穏やかで希望に満ちていています。 つくも神や、隣のおばあちゃんの家の様子が、とても細かく、活き活きと描かれていて、清潔な空気や、湿気や、匂いまで伝わってきます。岡本順さんの挿絵もとても素敵。岡本さんの描くカエルは最高です。 *作中のおばあちゃんのセリフ、「こわい人だねぇ」に、ほっとしました。
投稿日:2021/01/18
我が家の小学3年生の娘がとっている某通信教育教材の国語の読解文に、こちらのお話が乗っていました。 読解文なので、一部が掲載されていて、やはり続きが気になるようで、探してみた次第です。 子供に、先の展開がどんななのか興味を抱かせるお話です!
投稿日:2019/10/31
何で傘持って走っているの? なんとも、愛嬌のあるカエルさん 「きつね、きつね、きつねがとおる」の絵本のコンビで 有名なようで 読もう読もう・・・がなかなか 読めないでいました ところが、ちょっと読むと も〜だめです(^^ゞ 引きずり込まれます!!!!! 以前にも、エレベーターが違う世界・・・ 戦争中の子どもにあった話を読んだことがありましたが 火事、中学生のお兄ちゃんの思春期真っ只中の 友達関係、親子関係、兄妹関係・・・ それに絡んでマンションの隣の 古い民家のおばあさん、土蔵・・・ そして・・・ え〜っ わ〜っ、やだ、この井上さんっていうおばさん どこにでもいるんだよね、こういう人 同じ様に小学5年生の女の子の友達関係でも・・・ でも、「ウス(臼)」の活躍に 声を出して笑っちゃいました(^^ゞ 最後は、イメージの世界が 目の前に広がる感じで びっくりしました 穏やかなチヨおばあさんがとっても素敵です 不思議だけど、本当かも!って、思ってしまいます 「モノにも、命も心もある」って思えます だから、大事にしたいですよね 小学校中高学年の子全員に読んでもらいたいなぁ〜
投稿日:2013/07/03
タイトルがシンプル。しかも、この表紙絵の黄色い傘を抱えたカエルは何!? 伊藤遊さんの付喪神たちの設定も文も面白かったのですが、岡本順さんの挿絵の付喪神たちが何ともコミカルで可愛かったです。 主人公のほのかにかかわりが深い「ネツケ」も可愛いんですが、私は特に“臼”がよかったです。 ほのかやチヨおばあちゃんじゃないけれど、この臼の付喪神が歩くところを見てみた〜い!! 鍾馗さまも、なかなかおいしいところを持っていかれるお会いしてみたい付喪神でした。 うちの子がウケていたのはカラスのような鳥になった「フロシキ」と、キセルの「吹き矢」のコンビでした。 この物語の最後の部分で気になるのは、ほのかや雄一(ほのかの兄)とかかわりの深かった付喪神たちの体が壊れてしまい、生き物の形が取れなくなってしまったこと。 「いつか腕のいい(つくも)があらわれて、直してくれるかもしれないわ」 「じゃあ、それまでそこにしまっといて」 という会話があるので、はなびやさんも“続き”が気になるんですね〜。あぁ、私も同感です!! ぜひ、この付喪神たちの続きの話をいつか読みたいです。 小学校の高学年くらいなら読める漢字ですが、そのすべてにルビがついてるわけではなかったので、子どもたちにお薦めするなら、やっぱり高学年くらいから中高生くらいでしょうか。 特にお化けや妖怪、魔法物など、不思議なものが好きなお子さんにはお薦めです。 とても読みやすい文章なので、今度うちの学校でもブックトークしてみようかな〜と、思っています。
投稿日:2011/10/27
「可愛いー!」表紙の傘を持ったかえるさんはいったい何? 子供が小学生になり、そろそろ絵本から児童書を読んでほしいなと思っていたとき、思わず手にしました。 つくも神って、タイトルからして面白そう。つくも神って、百鬼夜行に出てくる、古い道具が妖怪になるあれでしょ? かえるさんは、つくも神なのかな? ハードカバーの結構厚い本なのですが、全編読み聞かせました。 読み始めると、どんどんお話が転がってもう止まらないのです。子供も、もっと、もっとと先をせかします。 女の子がエレベーターに乗ったらば・・・。 今のすぐ隣には、ちょっと不思議な世界があって・・・。 少しノスタルジックな、ジブリのトトロに似た雰囲気があると思います。 とはいえ、鬼の橋やえんの松原などの平安を舞台にした本を書いている作者なだけに、なんとも言えない「和」テイストがあります。それと、現代との混ざり具合がいいのです。 読後「もっと、こんなお話はないの?」とせがまれました。
投稿日:2011/07/11
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