よるくまの母さんグマを探してあげる男の子の気持ちがいたいたしく、伝わってきました。
それにしても、母さんグマはいったい、どこへ行っているのかしら?せめてひとこと断ってでかければいいのに・・・と、子供が昼寝に行っている間に買い物に行ったり、寝ている子供を車に置きっぱなしにして、用事を済ませる人間のお母さんへの憤りを思い出してしまいました。
それでも、よるくまは自分のことを星でつり上げてくれた母さんグマと一緒に幸せそうにお家に帰るのですね。思えば、私たち親は数々の暴言や理不尽な扱いを幾度子供達から許してもらっているのでしょう。
と、よるくまのかわいらしさよりも、母のあり方を考えさせられてしまいました。
おまけですが、黒い涙だけはどうしても、気持ちが悪いです。