虫好きな息子が選んだ一冊。
内容がまだ難しいかな・・・と思いながら読んだのですが、
小気味良い時代劇の口調、細部まで描かれた虫たちの
江戸?の町、姿、ストーリーもさながら親子で夢中になりました。
作者の虫への愛情、その魅力を伝えたい熱意を感じます。
息子はかくればね登場シーンでは真剣にその姿を探し、
くものす親分やぴょんきちのセリフ
「がってんしょうち」「ふてえやろうだ」
の部分では笑いながら真似をします。
「くものすおやぶんとりものちょう読んで!」と
幼い息子の口からそのタイトルが出てくるのも可笑しくて、
家族で思わず笑ってしまいました。
2作目があることを知って家族みんな読みたい!と一致。
虫好きではない子でも十分楽しめます。
ハマること間違いなし!
時代劇好きになってしまうかも?!