「くものすおやぶん とりものちょう」 みんなの声

虫たちのまちで、時代劇のような話がくりひろげられます。
蜘蛛のおやぶん（今でいう警察官）が「おいらにまかせな」「がってんしょうち」「ふていやろうだぜ」などと昔の言葉で言うのが、子どもがすごく喜びます。また、ぬすっとのかくればねというムシが、どこに隠れているか、喜んで探します。２−６歳くらいでも十分楽しめる本だと思います。

「こどものとも」で出会って一目ぼれした1冊。このたびハードカバーになりました。

江戸の情景が虫たちの姿を借りて甦ります。
浮世絵の風景のような雰囲気がステキです。
綺麗どころの町娘はチョウ、相撲取りはカブトムシ、子どもの姿が幼虫なのも可愛い。

7歳の娘より私のほうが楽しんでいます。時代劇が好きなお子さんには楽しめると思います。うちの子にはイマイチでした。（笑）

ページのすみずみまで、楽しめる絵本です。クモの親分が、事件を解決するというわかりやすいストーリーが、江戸の町でくりひろげられます。住人はもちろんみんな虫！虫が好きで、時代劇（チャンバラ）がすきなムスコはすっかりお気に入りで、読むたびに「あ、タガメがお魚売ってる！」と発見の連続です。

「絵本のたのしみ」という情報紙のお便りコーナーで、ものすごく評判が良かったので、図書館で借りてみました。その結果、昆虫好きの５歳の次男が大喜び。

親分も子分（？）も決してかわいい姿ではないのですが、絵のタッチがやわらかいので、とてもほのぼのした感じが伝わってきます。犯人たちが絵の中に隠れているのを探すのも楽しく、捕り物のハラハラ感やセリフの面白さなど、一冊で存分に楽しめます。そうそう、話とは関係ない絵の隅なんかにいる昆虫を探すのも楽しいですよ。

次男のお気に入りの本となり、何度も図書館で借りています。フリーマーケットでも探しているのですが、お気に入りの子どもが多くて皆さん手放さないのか、見つかりません。ハードカバーでの出版を心待ちにしています。

この絵本は絵もストーリーも楽しいです！！！！

おかしを盗むという予告があり見張ることにした親分。夜になり突然現れたなぞの物体。その正体は「かくればね」。それから親分とかくればねのおいかけっこが始まるのだけど、どこにかくればねが隠れているのかさがすのが楽しい！！

親分の言葉も江戸っ子風なので読んでいてもたのしいです☆★

時代劇です。しかも捕物帖だ！ただし、登場人物は全て昆虫です。
主人公がいいね！”オニグモのあみぞう”！子分は”はえとりのぴょんきち”！！
銭○平○を彷彿とさせる話の展開に、こどもも思わず身を乗り出します。読み聞かせる捕物帖好きの親（私）の口調も講談調に！！
てーへんだ！おやぶん！てーへんだぁ〜！！
残念なのは、まだ絵本化されていないこと。こどものとも５６３号だ！急げ！！
ところで続編は出ないのですかね〜〜。