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ふつうに学校にいくふつうの日」 みんなの声

ふつうに学校にいくふつうの日 作:コリン・マクノートン
絵:きたむら さとし
訳:柴田元幸
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2005年05月
ISBN:9784338126342
評価スコア 4.77
評価ランキング 675
みんなの声 総数 21
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21件見つかりました

  • 「ふつう」ってなに?

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子15歳、女の子13歳

    これまでも、「きたむらさとし」さんの絵本を読んだことがあるのに、なぜか私は彼を外国人だと思っていました。
    独特の色遣い(特に絵本全体を包み込むような青色)、街並み、登場する人物などから勝手に決めつけていたんですね。
    彼がイギリスに住んでいることや原作者が外国人であることも、私が勘違いをした要因だと思います。
    なんにせよ、彼がどこの国の人であろうと、その絵を一度見たら、忘れることはないでしょう。

    『ふつうに学校にいくふつうの日』は、主人公の少年や彼をとりまく環境が「ふつう」であるということが強調されています。
    「ふつう」ってどういう状態のことを言うのでしょうね。少年の「ふつう」と私の「ふつう」は同じなのでしょうか。

    新任の先生のおかげで、少年はふつうじゃない世界を想像することを知ります。この先生のように、ちょっと手伝ってやれば、子どもたちは想像力を引き出すことができるのです。
    実際、毎日の生活も良く見てみれば、「ふつう」なんてことは一つもないはずです。何事も「ふつう」ではないという心の目を、子どもたちにはしっかり開いて欲しいと思います。
    大人たち、特に親や先生は、子どもたちの想像を促してやるのも壊してしまうのもできるのです。とても難しいことですが、大人の役割はとても重要だと改めて思った一冊でした。

    投稿日:2010/09/05

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  • 感性って教えられるものじゃない

     見返し(前)からのモノトーンの書き出しに、この男の子が日常に興味関心やその喜びを見いだせないでいることがわかります。

     ギー先生の登場で、衝撃的な時間が始まります。
     
     芸術科の先生かしら?と思いましたが、そうじゃないかも。
     それにしても、芸術ってスゴイ!

     この年頃に「感じる」って事をしておくことで、その人の感性が形作られるような気がします。

     感性って教えられるものじゃない。
     感性を育てる機会を与えることだけしか大人にはできない。

     音楽を聴いて、感じたことを頭に描く、そしてそれを文章にする。
     こんな授業を受けてみたかったな〜。

     まるで、頭のなかでダムがこわれて、ことばが洪水になってでてくるみたいで…。
     と、いう主人公の言葉にマクノートンさんご自身の経験から出ている言葉だと思いました。

     見返し(後ろ)まで、夢(想像)溢れるカラフルな世界で終わっていることで、わたしも爽やかな読後感を味わえました。

     こんな素敵な出会いを見逃さないよう、息子にもこの絵本は薦めました。

    投稿日:2010/04/24

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  • こんな先生に出会いたい

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    「ふつう」という意味は、いつもといっしょ、ありきたりな、変化のない、という意味でとらえられている本。ふつうをあらわすページがモノクロなのが、印象的です。

    そこに現れた先生。ばっちりカラーで登場です。先生の登場でふつうではなくなる男の子の世界。想像力をどんどんのばしてくれる先生に多大な魅力を感じました。

    子どものときに空想でもなんでもいいから、想像をふくらませることは、大切なことなんだと思いました。想像できるかできないかで、人生が楽しくなるかならないかが決まるような気がしてきました。

    私にとっても、この本との出合いは、「ふつう」ではない瞬間だったと思います。

    投稿日:2007/12/22

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  • こんな先生がいたら素敵です

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    ふつうの学校にいくふつうの日、ふつうの男の子が、学校で

    ある先生の授業を受けて変わっていく様を描いています。

    最初は、絵がモノトーンなのですが、次第にカラーになって

    いくというところが象徴しているように、授業が楽しくて仕

    方がなくなっていくのです。

    最初と最後で僕の寝顔が穏やかになっていたり、登校中に先

    生が鳩にえさをやっている姿が描かれていたりと至るところ

    に工夫があって、絵そのものも楽しめます。

    こんな先生に、息子も是非出会って欲しいものです。

    投稿日:2007/05/05

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  • 普通はモノトーン普通じゃないとこはカラー

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    イラストはきたむらさとしさん、訳は柴田元幸さんです。
    今、日本中の子供達の大半が、この主人公の「ぼく」と、同じような「ふつうの」学校生活を送っているんじゃないでしょうか?
    ごくあたり前の何の刺激もない1日。右に習えで、みんなと同じであれば目立たない。だから個性も育たない。個性のある子はいじめにあったりする。学校って、今、そんな所のような気がします。

    そこへやってきたのは、とっても変わった先生。先生だけ、最初はカラーで描かれていて、その他の風景も、もちろんぼく自身もモノトーンで描かれています。
    この一風変わった奇想天外なギー先生の授業に刺激を受けて、まず、「ぼく」もカラーで描かれはじめます。しばらくすると、教室中がカラーで描かれているのです!
    とっても魅力的な絵本です。
    きたむらさん、すごいです!!
    特に、ただ、なんとなく学校にいっているお子さんに読んで欲しい絵本です。

    投稿日:2006/05/22

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  • 何でもできる。何にでもなれる。

    モノトーンの世界にパッと色が射す瞬間というものが
    人生には何度か訪れます。
    子どもたちにはその瞬間をしっかり掴まえて成長していって欲しいです。

    ふつうに学校に行ったふつうの男の子。
    その「色」を持って教室に入ってきたのは、
    『ぜんぜんふつうじゃない』あたらしい先生でした。
    やがてふつうの男の子にも色が射してきます。
    ただし本人はまだ気付いていないようですが。

    この「色」が広がっていく感覚、
    子どもたちにはまだわからないだろうけれど
    ママはあなた達の未来に見え隠れする明るい世界が
    楽しみで楽しみで仕方がないんだよ‥という気持ちを込めて
    読んでみました。

    投稿日:2006/02/24

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  • こんな授業、受けてみたいな。

    • まなみさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子10歳、男の子8歳

    音楽をきいて、頭のなかに絵を思いうかべる。思いうかべたことをことばでかく。ひとつの音楽を聴いても、思いうかぶものはひとりひとり違います。主人公のふつうの男の子が思い浮かべる、ぜんぜんふつうではない世界の絵が楽しいです。ほかのこたちのお話ももちろん楽しい。
    この本を読んで、こんな授業を受けてみたかったなと思ってしまいました。

    投稿日:2005/11/22

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  • リズミカルに

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    何もかも「ふつう」の男の子が体験した不思議な体験。
    新しい先生の最初の授業は音楽を聴いてそのイメージを言葉で書くこと。
    イメージがどんどん広がって行くのに夢中になる男の子。
    こんな体験、是非皆さんにも。
    この男の子の「ふつう」のオンパレードが効いています。
    訳の妙でしょうか。
    それにしても散らかり放題の男の子の部屋。
    わが息子達と同じで、ということは息子達もこんな体験しているのかなあ?

    投稿日:2005/08/13

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  • イメージのビッグバン!

     ふつうの子がふつうに学校に行って起きた出来事の話です。今回は先生がきっかけを与えてくれましたが、おかげで、今日は特別の一日となったようです。
     誰にもこんな経験があるんじゃないでしょうか?ほんの小さなきっかけで、ぐんぐんイメージがふくらんでいくことって。頭の中のイメージがどんどん暴走していって、自分に都合のいいお話ができちゃう。(笑)
     また、せっかくだから書き留めておこうと思うこともありますが、文字にしようとすると追いつかないことってありません?いらいらして、少し前のイメージを忘れちゃいます。私はしばしばそういうことが起こります。でも楽しいんだよね。そういう時間が。そういう想像、皆さんはしないんでしょうか?
     さて、子供はどうかというと、大人の思いつかないようなへんてこな話を始めることがありますよね。そういう時は、ふんふんそれで?と飽きるまで聞くことにしています。バカらしいけど、おもしろい。自分の子供もそういう思いつきや想像を大切に出来る人に育って欲しいと思っています。くだらない、と一蹴してしまう「おとな」たちよりもきっと楽しい人生がおくれると思うから。

    投稿日:2005/06/12

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  • 解放感

    ふつうからふつうではなくなる視覚に訴える表現がよかったです。
    これだけふつうが並ぶと逆に面白く感じました。
    とても解放感を感じる本でした。

    投稿日:2010/02/05

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