あまり自分から本を読みたがらない娘ですが、「おなかのなかの、なかのなか!」と、私が声に出して読むやいなや、興味津々で食いついてきました(笑)。
ねこがねずみを食べて、ライオンがねこを食べて、へびがライオンを食べて・・・、と食物連鎖かと思いきや、そうではないところが、このお話のポイントです!それぞれが、それぞれを食べる前に食べてお腹の中にあったご馳走(ハンバーグやホットケーキなどなど)を、食べられた動物が食べちゃうといった、ユニークな発想がおもしろいです。
ただ、へびがライオンを食べる?!、とか、もともとお腹の中にあったご馳走が生き物以外で良かった?!とか、大人目線で考えるとツッコミどころ満載ですが、そんなリアルな発想を打ち消すほど、テンポのよいお話と、愛嬌たっぷりに描かれた動物たちの絵にくぎ付けになりました!