まずタイトルからしておもしろい。
「おなかのなかの、なかのなか」?一体どんなお話なのかワクワクしながらページをめくります。
するといきなり、ネズミのチュッチのすごい食いしんぼぶりに圧倒!!
バナナ100本、クッキー1000枚、ヒマワリの種10000粒!?
一体どれだけ食べれば気が済むのか、というか小さな体のどこにそんだけ入るのか?(ヒマワリの種、よくこんなに描けたなぁ・・・)
そしてそのネズミを猫が見つけ、なんと食べてしまいます!
おなかの中にはホットケーキとねずみ・・・え?主食がホットケーキで、ねずみがデザートなの?(笑)
ネズミがそのホットケーキを食べると、なぜか猫はお腹がすいてきます。
(ということは、チュッチが食べたものは瞬時に消えてしまうのだろうか?)
その猫をライオンが、そのライオンをヘビが食べていきますが、すべての食べ物が最後にたどり着くのはチュッチの胃袋(笑)
もうお話自体がありえなくて、おかしくて、息子も最初から最後まで大笑いでした!
長谷川義史さんの挿絵もすごくいいです!このヘビみたいに長い胴体の猫やら、一瞬ハリネズミかと間違うようなライオンとか・・(笑)
息子の感想は「チュッチ最強!でもみんな、ちゃんと噛んで食べなきゃダメだよね」・・・そしたらお話になりませんけどね(笑)