「イチゴがいっぱい」 みんなの声

この絵本は、男の子と女の子が一緒にイチゴを育てる話でした。でも、はじめの方は男の子っぽい感じで女の子をからかっていたのがかわいかったです。でも、最終的には二人で雪にも雨にも負けないで一生懸命に世話をして収穫の喜びを味わっていたのが素敵な一冊でした。

イチゴを育てていく様子がとても丁寧に描かれて
いるので、自分でも育ててみたくなります。
私の父も家庭菜園で育てているので、それをもら
って食べることはできますが、自分で育てたなら
もっと特別なイチゴになりそうな気がします。
娘は、と言えば、今がイチゴの時期ではないせいか
それとも、足の手術で入院中に読んだせいか
全く実感がわかないようで、イチゴ、イチゴとは
騒ぎませんでした。
ちょっぴり残念です。

さつきちゃんは学校でのイチゴ栽培の授業に欠席してしまったことをきっかけに、おばちゃんのところでイチゴ栽培をさせてもらうことになりました
そこで会う将太くんの言葉は、さつきにとってはいやなことでした
ある寒い日にとうとう雪が降ってきて、イチゴにとったら一大事
でもそこで将太くんの本当の気持ちを知ったのです

いまや家庭菜園はどこでもはやっていますが、ひとつの作物を実らせるには、それなりの苦労があります
小学生にもわかりやすい文章で、イチゴの飼育も描かれています
さつきと将太の気持ちの交流もとてもほほえましいです
小学校低学年から読めると思います

せっこおばあちゃんの家までバスで通い、イチゴを育てるさつき。
一人でバスにのって、一人で肥料やり、しっかりしていますね！
元気に育って欲しい。という一生懸命な気持ちがよく伝わってきます。
そんな思いとは裏腹に雪が降ってきて・・・
意地悪な将太の意外な一面に遭遇し、心がポッと暖かくなりました。
意地悪を言っていても本当はいいやつだったんですね＾＾
将太とも仲良くなり、一緒にイチゴを楽しみにしている様子はとても微笑ましかったです。
おかげで立派で甘いイチゴができ、二人と一緒にすごくうれしい気持ちでいっぱいになりました。
一生懸命育てたイチゴですもんね！
本当おいしそう＾＾