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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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100万回生きたねこ」 みんなの声

100万回生きたねこ 作・絵:佐野 洋子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1977年10月
ISBN:9784061272743
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,854
みんなの声 総数 305
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305件見つかりました

  • 深いお話しです

    100万回生きたけれど、どの人生(猫生というのでしょうか?)でも飼い主や自分の生き方が好きでなかったねこ。ある時、誰にも所有されないのら猫として生き、自分が大好きで、さらに、愛する者を見つけて家族を持った。

    すると、今まで死ぬことや生きることを何とも思わなかったねこが、ずっとこのまま生きていたいと思い、愛する妻の死に涙を流し、自分も死んだその後には二度と生き返らなかった。

    最後の人生では悲しい思いもしたけれど、ねこはやっと幸せな生き方をできたのだと思います。だからこそ、もう生き返る必要もなかった。

    6歳の娘はきっとまだそこまでの理解はなく、ただ「悲しい」といって涙していましたが、しばらくしてまた読んでと持ってきました。今は娘の感じるままにしておいて、もっと大きくなったらまた一緒に読みたいです。

    投稿日:2011/09/20

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  • 生き返る……?

    • まきのすけさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子3歳、女の子0歳

    この絵本は、賛否両論あると思います。
    「賛」を掲げる方も多いと思いますが、私は「否」です。

    まず、「生き返る」ということ。

    この猫は、飼い主がだれであっても「嫌い」。
    そして、満足した人生を送ることができなかったら、何度でも生き返るわけですよね?

    正直、「なんだ、それ」です。

    とても他力本願だし、そんな生き方をしていた猫が、最後は雌猫と結ばれて満足……って、「泣ける」どころかまったく納得できませんでした。

    猫だろうが、どんな動物だろうが、「(人)生」は一度きり。
    置かれた環境で精一杯生きて、最後に「愛」を手にするならまだ分かるのですが。

    残念ですが、娘に是非読んでもらいたい、とは思いません。

    投稿日:2011/04/05

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  • もちろん最高傑作でしょう

    • 冬の虹さん
    • 50代
    • せんせい
    • 宮城県
    • 女の子20歳、男の子17歳

     学生のころ、家に遊びに来た子がいつも本棚からかってに、出して読んでる本でした。
     勤めてからは、子どもたちに、一度読んであげたところ、次の日も、次の日も、読んで欲しいと言われ、毎日同じ本を読んでいた時期がありました。そのうち、「先生、あれよんで」ですむように、なりました。
    私も幸せでした。

    投稿日:2011/02/06

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  • 生きるということを考えさせられました

     絵本ナビのレビューをみて以前から気になっていた本でしたが、
    「100万回死ぬ」ということを小さい子供に見せるのをずっとためらってしまっていました。
     
     王様、サーカス、どろぼうなどいろいろな飼い主がいて、みんながねこが死んだとき泣きました。5歳の娘は、そのたびに「かわいそう」と言っていました。でもかわいがってくれていた飼い主を嫌いだという理由はよくわからないようでした。最後に白い猫との子猫がたくさん産まれたのをみて「6匹もいる。かわいい!これはしあわせだね」とうれしそうにしていました。

     うちにもとらねこを飼っています。全部読んだあとに娘が「この子が死んだら私は泣くと思うけど、この子は泣くのかな」と心配そうにいっていました。最後のことを考えると悲しくなりますが、家族の一員として大切にかわいがっている猫なので幸せだと思ってそのときを迎えてほしいと思いました。

     たしかにこれは大人のための絵本かもしれないと思います。

    投稿日:2010/04/04

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  • 涙がとまらないです。

    • えみのんさん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 神奈川県

    ちいさい頃に読んだことがあったのですが、
    この年になって、もう一度読んで・・感動で涙がとまりませんでした。
    普段、勉強とか部活とかで、それはそれで大切だけど、
    なんだか毎日、目の前の事だけに精一杯で、忘れてること。
    だけど、いちばん大切なこと。
    それに気がつくことができた・・みたい。

    これからも時々読み返してゆきたいとても大切な本だと思います。

    投稿日:2009/08/28

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  • 思っていたよりも

     すごく有名で人気がある絵本ですよネ

     本屋で見かけ帯に藤井フミヤさんのコメントがのっていたので

     期待して読んだのですが、思ったよりも心に響きませんでした、

     深い本だとは思いますが.....?

    何だか1回ごとの生きる姿と100人の人の涙が今ひとつ

     理解に苦しみました。

     最後に愛する者を失って涙を流する、

     きっとココでグッとくるんだろうけれど...私は今ひとつ心が動きませんでした。

    投稿日:2009/02/17

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  • 愛することとは

    • さわちゃんですさん
    • 40代
    • せんせい
    • 兵庫県
    • 女の子22歳、女の子17歳、女の子13歳

    どんなに長く生き続けても、何度生まれ変わることができても、それが本当の幸せなんだろうか。

    一度も、誰も愛することなく生き続ける猫。

    そして、最後に初めて愛することを知った猫。

    そして、愛するものを失うことがどんなに悲しいことか・・・

    これ、子どもが読んでもいいんだけど、実は大の大人があらためて読むべき本だと思う。

    投稿日:2008/12/21

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  • 大人になったら・・・

    この絵本、やはり賛否両論にわかれる絵本ですね。
    私は、もともと子供に対して「死」とかを扱った絵本を
    どう読み聞かせしていいか分からないんです。
    ある一定の年齢になったら、「死」というものを理解できると思うのですが、
    幼児の息子にそういった絵本を読むことって・・・と躊躇してしまいます。
    この絵本もそういう意味で、非常に躊躇してしまいました。
    (とはいえ、我が家の本棚にあるのですが・・・)
    ただお話自体は、テレビ絵本などでやっていることもあり、
    すでに息子は知っていたのも、何度も生き返るだよ・・・といった印象をもっていたようです。

    読み聞かせ後も、やはりまだまだ早かった、そんな気がしてしまいました。
    本当に好きな人ができたら、この絵本のすばらしさがわかると思うのですが、
    読み聞かせにはやはり向かないのではと思ってしまいました。

    投稿日:2007/11/26

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  • 良い見方と悪い見方

    • PDさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子8歳

    物事には何にでも「良い見方」と「悪い見方」があると思うのですが、このお話しは特に読み手に依存する内容だと感じました。

    良い見方をすれば、愛の強さ、生きることのすばらしさ、悲しみを乗り越える力、そのようなものを感じます。
    悪い見方をすれば、死や別れのつらさ、死んでも再生(蘇生・生き返り)できる生の希薄さ、飼い主の愛や恩恵を受け入れられなかった悲しさ、そのように読むこともできます。

    子供にはわからない、というよりも、その年代や経験、価値観によって見方が変わるということだと思います。

    私は個人的には、100万回ではなくてただ1回の人生(猫生?)で、愛を知るまで何億年でも何十億年でも死ねない猫、なら納得できただろうなという感想です。
    だめならやりなおしがきく人生じゃ、ちょっと・・・

    投稿日:2007/11/13

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  • みんなが良い本と口をそろえて言うが・・・

    • しずりんさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子12歳、女の子7歳

    私は人と感じ方が違うのかな。
    皆さんが言うほど、この本が好きにはなれない。
    よく一番好きな絵本として、この本を紹介する方がいる。
    100万回生き返って、初めて本当の愛に出会うことができ
    白猫が死んでしまい、その悲しみのなか100万回泣いて
    息を引きとる。
    本当の愛や悲しみを知って、幸せに死んでいく。

    娘に 「このお話どう?」って聞いたら、「良いよね」だって。
    私だけが、あまのじゃくなのかな。

    投稿日:2007/10/27

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