丸くて白い卵たちの何とも言えない表情が癒される絵本です。
卵は小さな子でも親しみのある食べ物ですし、どんな料理になるか、想像がつきやすいのが良いです。
初めに登場してくるゆでたまごがお湯につかっているシーンはまるで赤ちゃんが沐浴しているかのような気持ちよさそうな卵の表情が可愛いです。
言葉の言い回しもぱっかんするるん、つるつるつるるんとかちゅるちゅるちゅるるんなどといった音が楽しいです。
その音が何とも美味しい卵を連想させてくれます。
短い絵本の中にたくさんの卵料理が出てくるので、何が食べたいかなど読んだ後も子どもと話が広がりそうです。