こもりさんの描く車とノスタルジックな雰囲気が好きで
図書館から借りてきました。
読んでみると、「よたはち?えすはち?…読みにくい」と
いう印象でしたが、それは私自身の車についての興味の薄さと
知識のなさからくるもの。
車好きな主人に見せたところ「これは!!」と興味を示し、
「昔親が乗ってた車だ!」→祖父に見せ、息子も加わって
男同志で何やら盛り上がっていました。
本の中に登場する車達の実物の写真を見せてもらいましたが、
本物そっくりというよりも、絵本の中でありながら、
その世界観を崩さずに実物の車が存在しています。
オッパマトンネルも実在するようで、
ベリバリ兄弟とダットさんが敵対しているのは
メーカーもライバルだからなのか?!など
そんな細かい背景まで考えられているのではないかと
車好きな男衆勝手に推測してました。
読めば読むほど熱くなる本なようです。
もともと車が好きな息子はすぐに飛びつき、
めざとく「バルンくんがいる!」と見つけました。
エンジン音も好きで、ベリバリ兄弟のシーンが特に
お気に入り。この音も実際のものに一番近い表現なんでしょうね。
作者の車への愛情を感じます。
我が家では3世代で楽しむことができました!