どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
ぷっくり ぽっこり(偕成社)
穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!
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地味ですがなつかしく穏やかな風景の、雨の日が舞台。 重厚な色彩で、写実的に描かれた美しい絵からは ふりしきる雨音や、ヨンイの心臓の鼓動の音までも 聞こえてくるようです。 また、少し離れたところからヨンイの背中を見つめる構成の挿絵は、 古い映画のフィルムを見ているようにも思えますね。 重く鈍い雨の日の色彩の中に、ほのかに透けながらうす明るい色を差す ヨンイのビニール傘は、ヨンイの表情を巧みに隠しているのに、 いつのまにか読み手である私たちの心の中に、 ヨンイのまなざしが浮かび上がるようで不思議な感覚を感じました。 緑色の影だけが雨の地表に鏡のように残像を結ぶ美しい場面では、 ヨンイに野心の中を感じながら、いつの間にか自分がヨンイになって 目の前の光景を見つめているような錯覚すら覚えてしまう程 不思議な絵本でした。
投稿日:2008/09/29
残念ながら、うちの下の子には、あまり気に入られませんでした。 儒教の心がある韓国では、こういった心の持ちようが、普通に「大切」とされているでしょうね。 そして、日本にも割と「儒教」の心は浸透していますので、そういう意味で、大人は大方の人が、こういう話は好きだと思います。 (いいえ、決して自分の子があまり興味を示さなかったのを言い訳しているわけではありませんよ?) ヨンイって、いい子だなぁ〜。と思うし。 ただ、これを「いいことの教科書」みたいに子どもたちに読まないでほしいと思います。 受け止める子どもたちは十人十色なので、大勢の子どもの前で読むならサラっと。 ヨンイが傘をさしてあげたおじさんが、お礼を言うわけでもなく、また、その傘をもらってもいかなかったように…。 物乞いのおじさんのような気持ちで、読んでみたらいいかな。と、思いました。 ちなみに、イラストの「キム・ジェホン」さんの絵が、とても素晴らしかったです。町並みとか、人の表情とか!すごく素敵でした。 読んであげるなら、小学校低学年からでもいけると思います。
投稿日:2009/05/14
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