3部作の中のシリーズ2作目です。実はもともとこのお話のあらすじを見て、この絵本を読んでみよう。子どもにいいんじゃないかな。と思ったんです。ですので、個人的には、シリーズの中で一番好きな作品です。
で、続けて感想を書いていますが、ナビの感想の数も、この「さびしいくま」が一番多いですね〜。
1作目のお話は、ナショナルペアレンティング省金賞を受賞した作品でしたが、この2作目は「ストーリーテリングワールド賞」受賞作品だそうです。そして、こちらは日本以外にオランダ、ドイツ、スペイン、韓国で翻訳されているそうです。
ストーリーテリングに使われやすい。ということは、本に携わる大人が、それだけこの絵本を子どもたちに紹介したい。という現れで、それだけ素敵な絵本!ということです。(と、言い切ってしまいます)
だいたい、古びたぬいぐるみ(おもちゃなど)を大事にしたり、修理したりするお話はよくありますが、修理するだけでなく、それ以上汚れたりしないようにお洋服を用意してあげるなんて!そんな発想そのものがすごいと、思いました。
そして、くまに赤いファランネルのスーツがとっても良く似合うんです〜ぅ。
子どもも、シリーズの中ではこれが一番面白かったと、言っていました。