たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)
A〜Zのたべものでできた世界で一番おいしそうな街。おいしくてかわいい、ふしぎな街を一緒に探検しよう!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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幼い時に海に潜ったまま命を絶った太一の父。 太一が一人前の漁師になったとき 父の死の原因であったであろう巨大なクエに出くわします。 書いてはありませんが 父の敵(かたき)と思う心があったのだと感じられますが 太一は クエを仕留めることをしなかったのです。 きっと 魚をこんな気持ちで獲るのは間違っている …太一の心の中に そんな気付きがあったのだと想像しました。 海を自在に泳ぎまわる魚たちも その魚を獲ることで暮らしを立てている漁師たちも 海に生き 海に生かされている同じ命なのだと感じられるお話でした。 絵は 伊勢英子さん。 ありのままに描かれたという印象の いろんな表情の海の絵にとても心ひかれました。
投稿日:2008/11/18
海って太陽や月に照らされてキラキラと美しい表情を見せることもあれば、何もかも飲み込みそうな恐ろしい表情を見せることもあります。 そんな海に命を奪われた父を、いつまでも追い続ける青年太一を描いたこの作品。 この絵本も海の様々な表情を見事に描いています。 父を海で亡くしても、自分も同じ漁師になるという太一。 物静かな中にも、しっかりとした力強さを感じます。 修行を重ね独り立ちする太一は、父が亡くなった海へもぐります。 父の命を奪ったであろう瀬の主との戦いには息をのみます。 その海で父を感じ、海のいのちを感じた太一は、そこで村一番のもぐり漁師の名を父から本当の意味で受け継いだのだろうと思いました。
投稿日:2009/04/23
立松和平さんというと、ずっと昔、夜の報道番組に出ていらしたのを、よく覚えています。独特のイントネーションで、穏やかに話されるのが、印象的でした。 このお話は教科書にのっていましたが、あの立松さんの著作と知っておどろきました。
投稿日:2019/10/04
海 遊ぶだけではなく 見るだけでなく そこで生活している人がいる 海での仕事 海との付き合い方 いろいろ考えさせられます たくましい漁師のおとうさんに 太一は憧れています 確かに 誰にももぐれない瀬に潜ったり 不漁の日でも文句は言わない 「海のめぐみだからなあ」 その父が亡くなり 与吉爺さになんとか頼んで 弟子になります 与吉爺さの言葉も深いです 指導方法も深いです それに対して 太一もきちんとしているのがすごいです 与吉爺さとのお別れ 「死」の捉え方もなるほど・・・です そして、クエとの対峙場面 すごいです・・・ 伊勢さんの絵が なんともいえません 太一の「海の命」に対する考え方が 子ども達にも伝わるといいなぁ と、思いました
投稿日:2014/04/01
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