表紙にもボタンの絵。おしちゃダメと書かれてあるので、きっとこれをおしたら大変な事が起きるんだろうなということが簡単に想像できます。
押したらダメと言われれば押したくなるのが人間の心理です。
考えたらだめと言われたら考えたくなるのが人間の心理です。
もうすっかりとボタンのことで頭がいっぱいになってしまうでしょう。
お話の展開では、ラリーが押してしまいます。てっきり、他の登場人物が出てきて、押すのかなと予想していました。そして、もっと驚きの展開が待っているのかと思いました。
色が変わったり、人数が増えたり・・変化は面白いですが、絶対に押しては駄目とボタンを強調している割にはシンプルな変化だった様に感じました。
でも参加型の絵本は子どもも喜びますね。
きっとかわいい指で一生懸命押してくれるでしょう。
読むほうがこのボタンを押したらダメであることを面白く、じらしながら上手に読めばなおのこと絵本が面白くなると思います。