エイダは生まれた時から好奇心旺盛で、初めて発した言葉は「どうして?」でした。
それからも「これはなに?」「どうやって?」「いつ?」・・
エイダの頭の中はいつも不思議で一杯、世界は不思議で出来ていたのです。
読みながら、エジソンの子どもの頃のエピソードを思い出しました。
世界は不思議に満ちていて、その謎を解くために科学者たちは実験観察を繰り返し、考え、新たな発見をし、世の中を作ってきたし、これからも作っていくのでしょう。
子どもは多かれ少なかれ好奇心旺盛なもの。
それを頭から否定してしまうか、理解をもって接するかで大きく変わるかもしれません。
親として、あるいは大人として、子どもたちの好奇心をどうサポートしていけばよいのか考えるきっかけにもなりました。
エイダの名前は「マリ・キュリー」と「エイダ・ラブレス」から付けられたそうで、絵本の中でもこの二人の本や、「沈黙の春」などの有名な本が描かれてあるのも興味深かったです。