シナの五にんきょうだい」 大人が読んだ みんなの声

シナの五にんきょうだい 作:C・H・ビショップ
絵:クルト・ヴィーゼ
訳:川本 三郎
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,388
発行日:1995年
ISBN:9784916016065
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,111
みんなの声 総数 65
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  • 安定の物語と惹きつけられる絵と。

    おかあさんと一緒に海辺で暮らす、5人の兄弟。
    それぞれがユニークな特技を持っていて、力を合わせてピンチを切り抜けるお話。

    お話の線が、繰り返されながら少しずつ変化していき、つどつど「!」と納得し笑ってしまいます。
    黒とオレンジだけで描かれてた絵も最高。やく80年前!の作品なので、すごく新しいです。

    頭を軽くしたいとき、ふっと読みたくなる一冊。

    投稿日:2023/02/14

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  • 痛快!

    顔がそっくりな五人のきょうだいが、それぞれの身体の特徴を生かしながら、苦難を乗り切る物語です。
    話の展開は、王さまと9人のきょうだいと似ていますね。
    元々、罪のないきょうだいの無罪が認められ、気持ちの良い終わりかたでスッキリしました。

    投稿日:2021/06/22

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  • まだ早い…

    • なつえさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳

    子どもへの読み聞かせによいと、いくつかの書籍で紹介されていて、わくわくして図書館から借りてきました。

    まず一人で読んでみましたが、ひっかかるところがありました。

    ひっかかる。なんとなく娘には読む気になれず、自分なりに何がひっかかるのか考えてみました。


    まず最初の方に登場する「ちいさなおとこのこ」。この子はおそらく死んだと思われますが、扱いが軽すぎる。おとなのいうことを聞かなかったために、怖い目にあう子どもの話は他にもありますが、それにしても…。
    しかもこの子は絵のどこを捜しても見つけられませんでした。文章にしか出てこない男の子には感情移入しにくいので、死んでもあまりかわいそうに思えず、焦点はシナのきょうだいになるからでしょうか?セリフまである登場人物が、絵に描かれない絵本を読んだことがなかったので不思議でした。

    もうひとつは、一ばんうえのにいさんが、魚をとるために海の水を全て口に含むところ。その絵はまるで惨劇。とりすぎです。他に漁師がいたとしたらかなりの迷惑行為です(考えすぎですか?)。
    にいさんから魚を買うしかない(しかも『たかく』売れてたそうですから)村人が、ちいさいなおとこのこの失踪以前から、一ばんうえのにいさんに恨みを持っていたとしてもおかしくないな、と思いました。

    とはいえ、長く読まれ、選定図書にもなっているので私の印象だけで娘に読まないというのはよくないかなあと悩んでいたので、みなさんのレビューがとても参考になりました。小学生くらいなら楽しめるというご意見があったので、我が家もそれまで待ってみようと思います。

    投稿日:2016/03/30

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  • 特殊能力

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    特殊能力を持った5人のよく似たきょうだいのお話。
    ここに出てくる男の子が言うことを聞かないのはたしかに男の子が悪いといえば悪いのですが…。
    まわりの人々がよってたかって1番上のおにいさんを殺そうとするところ等、けっこう残酷な気も。
    このきょうだい各々の力を持ってピンチに立ち向かうところが良いです。

    投稿日:2014/04/05

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  • 5つ子大活躍!

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、男の子7歳

    子供の頃読んだ本で、表紙のインパクトが強かったので
    手に取りました。

    お話はすっかり忘れていたので、わくわくしました。
    思い通り、期待は裏切られませんでした。
    奇想天外な展開でとてもおもしろかったです。

    淡々としたストーリーなのに、この5つ子のBIGなこと!
    5人の能力があまりに高すぎて、
    逆にすんなり受け入れられるのが不思議でした。

    版を重ねている本はやっぱりおもしろいですね。

    投稿日:2011/01/13

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  • ほのぼのとした超人たち?

    今だったら、ドラマ「4400」並みに活躍できそうな5人兄弟。
    それが、本の中では…。
    これもほのぼのとした絵のおかげでしょうか。
    なんとも微笑ましい。
    力の抜けた線で描かれた表紙を見て、
    ついつい購入ボタンを押してしまいましたが、
    本当に楽しいお話でした。
    衝動買いして、よかったです。

    投稿日:2010/04/09

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  • こんな得意技があったらいいな〜

    私の本箱から出てきたのは 1972年 1961年発行の絵本ですから ずいぶん若いときに 買ったえほんです。

    シナの国のお話で、5人兄弟が、いろんな得意技をもっているのが 羨ましいです、  お話とは おもしろいものですね。

    一番上の兄さんは 海の水を飲み干す事ができるなんて すごい!
    男の子は 兄さんとの約束を破って 海から戻ってきませんでした    
    この男の子が 約束を守ると言いながら 約束を破ったんです。

    だから うみに飲み込まれて戻れなくなったんですが・・・・・

    やはり 人間 約束は約束 守ることが 大切だよ!

    作者は そんなことを教えてくれているんですね。

    それでも 兄弟が それぞれに いろんな 得意技を持っているのが 羨ましくもあり、  みんなが 仲良くて 助け合って生きている このことに 感心させられます。  


    お兄さんの 顔には ユーモアいっぱいですし  笑わされました。

    この顔の 表現 この絵本の おもしろさかな?

    むらの人も なんだか 素朴で こんなに 生き返るのは 悪いことをしなかった証拠だと  許してくれるのです。

    みんなの 素朴さは 今の私たち 見習わないといけませんね 。

    絵がとても ユニークで 好きな絵本です。

    マイブックとして残しておき 読んであげたいと思います。

    投稿日:2009/10/08

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  • 再会しました!

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    復刻版紹介という本で見つけ、とてもなつかしくなり図書室にリクエスト。

    保育園の子ども達(3〜5歳位)は、なぜかお気に入りでした。

    いろいろ問題を提起される大人も多い中、子ども達の視点では、そんなこと関係なく「おはなし」として楽しめるもののようでした。中には、現実派もいて「絶対出来ない!」「これは、おはなしだから」とわりきる子もいました。「でも、出来ないことだからおはなしにしておもしろいんじゃない!?」「約束守らない男の子は、バチがあたったんだよ」「でも、かわいそう」・・・と、子ども達同士で話していて、私の方が考えさせられたことも・・・

    シンプルな黒と黄色の絵がまた魅力的です。

    私としては、民衆の集団心理の怖さを感じでしまうのでした(^^ゞ

    投稿日:2009/09/07

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  • 表情が豊かで面白い

    特殊な能力を持った五人の兄弟が、その能力を上手に使って難を逃れる──
    というストーリーが、昔話やお伽話を読んでいるようで面白いです。
    しかも、その能力も海の水を全部飲むことができたり、ずっと息を止めていられる等、
    かなりインパクトが強く、お話の中にぐいぐい引っ張り込まれます。

    その上、挿絵自体も表情が豊かで、ついつい笑ってしまいそうになります。
    私のお気に入りは、海の水を飲んだ後の長男の表情。
    何とも言えない愛らしさがそこにあります。

    時々、突っ込みたくなる部分もあるストーリーですが、そこもまたこの絵本の良いところ。
    大人から子供まで楽しめる絵本だと思います。

    投稿日:2009/08/18

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  • みんな、すごい力を持っている。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    中国のお話です。とてもよく似た、五人兄弟が、おかあさんといっしょに住んでいました。誰が誰やら、区別がつきません。
    五人は、それぞれ、ものすごい力を持っていました。
    一番上のおにいさんは、海の水を飲み干すことができました。二番目のおにいさんは、首が鉄でできていました。こんな風に、とても考えられないような力を持っていました。
    ある日、一番上のおにいさんが、事件に巻き込まれ、処刑されることになったのです。
    でも、兄弟で、力を合わせて、何とか解決しようとします。
    仲のいい兄弟の、力の見せ所を、充分に感じることができました。それにしても、ちょっと厳しい世界を見せ付けられたような気がしました。絵の描き方が、中国らしく、そのお国柄が伝わってきます。
    兄弟愛、家族愛を充分に感じてください。

    投稿日:2009/03/22

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