ぷっくり ぽっこり(偕成社)
穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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小学校のおはなし会で読みました。 昔話再話の第一人者の稲田和子さんによる重厚な文章、 重鎮の赤羽末吉さんの描く昔話の世界、 子どもたちがグイグイ引きこまれて聞き入っていました。 欲張り男が、山仕事に言った時に、「よく働き、飯を食わない女房がほしい」と言うと、 なんとその通りの娘が現れたのです。 ところが、米俵の減りの早さに気付いた欲張り男が、こっそり見張っていると、 女房は、頭髪の中に大口のある鬼婆だったのです。 かくして正体を見られた女房は、欲張り男を食ってやる、とばかりに、 山の棲み家へ欲張り男を連れ去るのです。 この、欲張り男の脱出作が絶妙です。 鬼婆の弱点が、菖蒲とヨモギ、というのは、すごい展開です。 やはり、薫風の菖蒲とヨモギの季節に読んであげたいですね。
投稿日:2013/05/23
昔話の絵には、やっぱり赤羽末吉さんの絵に惹かれました。とても怖い迫力のある絵に魅了されました。欲張りな男にも非があり働かせるだけ働かせて飯を食べないのはけしからんと思います。鬼婆にもやっぱり子供たちを食わせたいと母親なんだと思いました。鬼婆の帰りを待つ子供たちが可哀そうになります。怖いお話ですが、ぐんぐん内容に惹かれて一気に読みたくて結末が気になった絵本です!
投稿日:2011/07/01
誰でも知っている日本の昔話が読みたくて、手に取りました。 「よく働いて飯を食わない女房が欲しいもんだ」という欲張りな男の 身の上に起きた怖〜いお話。 そんな男のところに、なんと本当に飯を食わない美しい嫁がやってきます。 「今に蔵に入りきらんくらい米がたまるぞ」と喜んでいた男でしたが・・・ このお話の見所はなんといっても、美しい嫁が大量のにぎりめしを作り、 鬼婆の姿となって頭のてっぺんにある大きな口で平らげるシーンですね。 子どもの頃に読んだのですが、未だにはっきりと覚えているぐらい、 印象深いシーンで、あらためて読んでみてもドキドキしますね。 正体を見てしまった男に気付き、鬼婆は風呂桶に男を突っ込み、 山に向かって走り出します。男にとっては、絶体絶命の大ピンチ!! 子どもの頃に読んだ時には気付かなかったのですが、これって 端午の節句絵本だったんですね。 「菖蒲」と「ヨモギ」が男を助けてくれます。 へえ〜、そういうことか〜。端午の節句の季節にあわせて、 子どもに読み聞かせてみようと思います。
投稿日:2011/02/03
赤羽さんの表紙の画がとてもインパクトのある、日本の昔話絵本です。 昔話の中でも代表的なお話なので、知っている方も多いし、いろいろな方が再話されていますが、中でもこの絵本が最も有名(?)ではないかと思います。 絵がはっきりとしていて見やすいし、ストーリーの展開がわかりやすいので、お話会などの読み語りなどにも向いています。 初めは「うつくしいむすめ」と、表現されて登場した女房が、 ページをめくるごとに何だか恐ろしげな顔つきになっていき、 最後の方は、ただのホントに同一人物だったのか!?と 疑いたくなるほど変化しているのに、 ちっとも違和感がない。赤羽さんの画の力はすごいです!! たくさんの子どもたちに読んであげたい1冊です。
投稿日:2010/01/14
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