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ぶたにく」 大人が読んだ みんなの声

ぶたにく 写真:大西 暢夫
出版社:幻冬舎
税込価格:\1,760
発行日:2010年01月
ISBN:9784344977204
評価スコア 4.58
評価ランキング 5,637
みんなの声 総数 11
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  • これはいい!

    写真絵本です。
    豚が生まれて、豚肉になるまでの
    ドキュメンタリー。
    鹿児島県の養豚場で豚を撮影していて、
    すごくリアルです。
    確かに、豚肉は、安くておいしくて
    食卓には欠かせない。
    でも、いのちをいただいているということを
    スーパーのパックで買うときは
    忘れているのも事実です。
    子豚たちのかわいい様子に
    胸がしめつけられて、切ない気持ちになりますが、
    人間は他のいのちをいただいて生きている存在。
    そのことを子どもたちに伝えるためには
    この絵本はとても有意義だと思います。
    障害者の方々がかかわっているこの
    養豚場のこともとても勉強になりました。
    ぜひ大人にも子どもにも読んで欲しい一冊です。

    投稿日:2010/03/12

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    2
  • 2010年刊行。鹿児島県の知的障害者の福祉施設で行われている畜産(ブタの飼育)を取材した写真絵本。黒豚の出産、成長、屠畜、加工、種付け、出産…その一連の流れを見つめる。巻末には施設でブタを飼育することになったいきさつなどを紹介。

    動物が大好きな人にとっては、つらい現実を見ることになる一冊。
    お店で並んでいる肉が、どういう風に作られるのか?を考えたことがあるだろうか。動物を育てて、殺して、加工する一連の流れを知ることで、自分たちが食べる肉や、肉を提供してくれる動物、育てたり加工したりする人たちなどのことを考える。
    豚を出荷する(=殺す)ために、連れていく仕事が一番つらい、と語った人。「のこさず食べてくれることが、豚たちへの一番の供養だと思っています」と語った人。動物が大好きで、職員よりも豚のことをよく知るようになった障害のある人。
    この本には、いろんな人の、いろんな思いが詰まっている。

    生きている動物を殺して食べている現実を直視することで、命を大事にすることを真剣に考えることになった。
    豚肉はおいしいのでファンも大勢いるし、畜産業で生計を立てている人も大勢いるけど、私は、豚は死んでいる肉よりも、生きていて走り回っているほうが好きだ。豚に限らず、動物はみんな生きていて、元気で幸せで暮らせているほうがいいと思っている。

    人間も幸せで、動物も幸せで、地球も幸せで、宇宙も幸せになるようになるためには、どういうふうにしたらよいだろうか?

    投稿日:2022/01/19

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  • 命をいただく ということ

    「ここで土になる」
    「おばあちゃんは木になった」
    の次に読んだ大西さんの作品がこれです

    予想通りの展開

    そうなんです
    いつも口にしているお料理
    美味しいと言っていただいている肉は
    パックに入れてあるから
    調理出来るのであって

    最初から、豚なり、鶏なり、牛なり
    出来ますか?
    やりなさいーと言われても
    とんでもない!!と、お手上げ状態です

    私が小さい頃は
    スーパーは遠く
    近所の「八百屋」「肉」「魚」「豆腐」それぞれ専門店や
    なんでもあり〜の雑貨屋さんとかに
    お使いに行かされました

    その頃、「細切れ200g」とか言って
    肉屋の顔馴染みのおばさんが「お使いえらいねぇ」とか言って
    ガラス越しに肉を切り分けていたのを覚えています
    その風景さえ、当たり前ーと思って育っているものです

    でも、ある時ふと、「肉を食べる」ということは
    その動物が死んでいるということーに気付かされ
    「かわいそう」で食べれない・・・みたいなことを言った記憶があります

    その時に、父母にどう言われたのか
    覚えてはいないのですが
    その後、いろんな人から話を聞いたり
    いろんな本を読んだりして
    「いただきます」→「命をいただきます」に気付かされたり
    してきたのだと思います

    この作品では、知的障害施設にも着目しています
    あとがきの施設長さんの文章も
    素敵です

    衝撃的な現実を写真で見ることになります
    数にも、びっくりしてしまいます
    こんなことを知らなかったのかーと

    でも、また繰り返される
    ぶたさんに対しての変な感情移入ではなく
    「俯瞰」してみている感じが
    素敵だと思います

    大西さん作品は、最後の余韻がまた
    なんともいえません
    写真撮影の切り取り方というか
    たくさんある写真からの選択にも長けてらっしゃるのでしょうが
    本を閉じた後に、これですか!?
    みたいな

    小学高学年だけでなく
    中学・高校生でも
    大人の皆様にも
    読んで、感じていただきたいです

    投稿日:2016/05/27

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  • 食べるということ

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、男の子8歳

    表紙写真のこぶたちゃん、なんとも愛嬌があってかわいい。
    しかし、題名はぶたにく…。

    生命の尊さ、生きることの意味、
    人間は動植物の命をいただいて生き長らえているという現実。
    この絵本は、ぶたの存在を通して、
    私たちにメッセージを発信している。


    ぶたは、人間に生かされて、食べられている。
    生まれてくること自体が人間にとってありがたいこと。
    複雑な心境になりました。

    こぶたはかわいい、けれど、私たちはそれを食べている。
    その命をいただくことに改めて感謝しました。

    震災前に借りて読んでいましたが、
    震災に遇い、この絵本の内容に改めて感じ入りました。
    生きていることの喜びを実感しています。

    子供達はどんな思いでこの絵本を眺めるのかな。
    ちょっと読み聞かるのが怖いような気がします…。
    でも、この現実は知らせるべきだと思います。
    そしたら、もっと食べることを大切に感じられるのかもしれません。

    投稿日:2011/04/12

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