たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)
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日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
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なんだかとっても不思議な話でしたが、飯野さんの描きだしてくれた宮沢賢治の世界がとても面白くて、読んでいるうちにドンドン吸い込まれてしまいました。 他の作品にはないようなちょっと攻撃的なイメージの話でした。 宮沢賢治をよく読む友人に「こんな絵本が出てたよ」と見せると、 飯野さんの描かれた「“支那人”がすごく(イメージしていた)雰囲気だった」と驚いていました。 今“支那”という言葉が、一発で漢字変換しませんでした。本の中に表記されているので私も使用していますが、これって、現代の日本語としては、差別用語に当たり、本来は削除される差別用語ですよね。 当時の宮沢賢治はこの言葉を特に意識しないで使っていたんでしょう。平和や愛を意識した彼の作品には、意外と珍しいことのような気がしましたが、当時の日本全体が、大陸の人々を低く見るのがごく自然なことだったのかもしれません。 この絵本を出版するとき、この言葉について問題はなかったのでしょうか? 原文の大切さを考えると変に変えたくないし、こういうのって、難しい問題ですよね……。
投稿日:2011/09/23
宮沢さんの作品だったのでこの絵本を選びました。飯野さんの絵が文章とぴったりとマッチしているのが良いと思いました。主人公のがとても人間味あふれる感情豊かな表情が気に入りました。どのページも迫力満点で細かな描写も書き込まれていて見応えがありました。不思議な気分を体験できる絵本です。
投稿日:2010/10/24
あまりにもインパクトの強い表紙だったので読んでみたら宮沢賢治さんの作品ということで、本当に凄い世界観ですね。 とんでもない展開続きで訳が分からなくなりながら読んでいましたがまさかのラスト。 最後まで驚きの連続でした。
投稿日:2018/03/24
山男が、山で兎をねらっていたのですが、結局つかまえることができたのは山鳥でした。 表紙を見て、思わずにやり… ページをめくって、こりゃまた、飯野氏の世界。ごろりと寝ころんだ山男の視点が、実に面白いと思いました。 そして、なんとまあ不思議なお話で、どうなっているのかわけがわからず、たどり着いた結末に、再びにやり…でした。
投稿日:2014/10/28
山男が、町でとてもインパクトのある支那人に勧められた薬を飲んだとたん、六神丸という箱になってしまうというなんとも奇妙で摩訶不思議なお話。ハラハラドキドキとしましたが、春のうららかな陽気にさそわれて、うたた寝をしてしまった夢だったのですね。一見怖そうだけど、どこか憎めない山男のことが心配でしたが、夢で安心しました。 山男に、うさんくさい支那人の絵が迫力があってとてもお話によく合っていました。風景や空の絵は優しい雰囲気の色使いですごく素敵です。 飯野和好さんの絵がお話をより分かりやすく表現していると思うので、比較的小さな子供でも楽しめる作品だと思います。
投稿日:2014/07/03
読んでいて、おもしろくなってきた!と思ったところで、終わっちゃいました… 今までの宮沢賢治の作品に比べると、 案外あっけない終わり方でしたね。 でもいつも冴えない山男が悪者退治をしてヒーローになる、という結末を期待していたので、最後まで見てみたかったです。 ピンチの山男はどうなるのか? みんなを助ける事ができたのか? 山男は日頃から、色んな事を考えていましたよね。 もしかしたらヒーロー願望があったのかしら? だってとても情に厚く、心優しい一面があったから… それに夢から覚めた山男は、なんだか少し残念そうに見えました。 山男って、実はすごくロマンチストなんじゃないかな。 見た目も慣れると、なんだか可愛らしく見えてきました。
投稿日:2014/07/01
薬を飲んで物に変わってしまうと言う話を以前どこかで目にしたか耳にしたことがあるのですが、賢治の話だと知って改めて驚きました。 全てがうたたねの中で見た夢の中の話ですが、前後の脈絡が全くないところがとても不思議で、逆にその意外性が面白かったです。 一体、賢治の頭の中ってどんなだったのでしょうね。この山男が感じたように頭が軽くなる感じで、空想の世界にすぐにふっと飛べてしまえたのでしょうか。
投稿日:2014/06/23
絵のインパクトがすごくて驚きました。賢治の世界といえば、幻想的なイメージがありますが、このように力強い感じの絵でも合うのだなとおもいました。この絵のおかげで?お話の中にもどんどん吸い込まれていきます。題名から考えてどんなお話なんだろうとおもっていましたが、読んでいるうちに納得というか分かりました。賢治の世界の広さに驚きました。
投稿日:2014/06/19
飯野和好さんの絵は、このお話にぴったりだったと思います。 山男がちょっぴり恐くて、でもなんだか憎めない雰囲気で。 お話のほうも、楽しく読ませてもらいました。 つい1〜2ヶ月前の春の気持ちを、なんとなく思い出したかな。
投稿日:2014/06/13
今、宮沢賢治の作品を読みあさっています。 飯野和好さんの絵が、作品の内容にとても合っています。 日常的にはありえないような摩訶不思議な出来事が起こるのですが、 あんな姿になってからの山男の行動や言動のなかに思わず笑えるような 場面ややりとりがあったりして、奇妙でありながらも楽しい展開になっています。 結末はまさかのオチになっていますが、結末を知ったからこそこのお話の タイトルに納得でもありました。四月ってそういう季節ですもんね(笑) 宮沢賢治の独特な世界に引き込まれ、楽しく読めました。
投稿日:2012/05/28
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