「そうそう!丸ごとのかぼちゃを切るのって、本当に大変なんだよねえ」
なんて、思わず共感してしまいました!
でも、大丈夫!
すみれちゃんは、指を怪我する心配のない安全な方法(?)でかぼちゃを思いっきり割っちゃいます(!!)
その美味しそうなかぼちゃを、更に更に美味しそうなご馳走に変身させてしまうところは、さすがお見事ぐりとぐら!
そこに沢山のお友達も加わって、楽しいかぼちゃパーティーの始まりです。
みんながみんな、本当に楽しそうに食べています。
まるで、絵本のページからおしゃべりが聞こえてくるようです。
「いいなあ、あれもこれもおいしそう」「私もまぜてもらいたいなあ」なんて思いながら、思わず見入ってしまいました。
もし私がまだ子どもだったなら、あっという間に絵本の中に入り込んで、きっとアヒルさんとリスさんの間に座っていたことでしょう。
その場所なら、ちょうど全部の料理に手が伸ばしやすいですからね。
大人になって思うことは、絵本の世界にすんなりと入ってゆけるのは、子どものもつ特別な力なんだな ということです。
贅沢を言うならば、その力を持っている間に、ぐりとぐらに出会いたかったな。
そんな理由もあり、親戚の子や友人の子には、迷わずプレゼントしたい一冊です。