フランスの作家による作品。
赤信号と青信号のけんかを描いてあります。
人マークなので、「あかくん」と「あおくん」なんですね。
なるほど、その気持ち、わかります。
けんかしたので、信号機がめちゃめちゃになり、車がぶつかり、
はずみで「あおくん」が放り出されて、車にひかれて!?
なんとも、交通ルールの大切さを体感してしまう展開です。
とにもかくにも、けんか云々の状況じゃあ、ありません。
早速元の仕事を粛々とこなすのですね。
夜の出来事だけに、色彩が鮮やかで、絵もポップで愉快です。
交通事故をどう描くかは難しいところだと思います。
でも、そのあたりもふんわり伝わってくるので、
信号機について興味を持ちだしたお子さんにいいと思います。