直木賞作家で有名な志茂田さんの絵本です。
主人公のけんたが病気になっていくのですが、ほたるの恩返しのおかげでみるみる元気になっていくお話です。
けんたはびょうきになってこのまま死んでしまうのかな?と思っている時ほたるがけんたに勇気を与えてくれます。「病は気から」といいますが、本当に小さなきっかけで、人間は前向きになれるような気がしました。
そして、けんたの場合良い行いをしたから、それが自分にとってよい形になって戻ってきました。「よい行いをすれば、また自分に良いことが起こり得る」という事を教えてくれる本です。
子供にとって勉強になります。
絵が切りえタッチでちょっとユニークです。